『ワールドトリガー』:友情、努力、勝利?
30年以上マンガを読んでいると、
「王道ストーリーはお腹いっぱい!」ってことや
「その展開知ってる~」ということが、しばしば
たしかに脚本では、王道展開のような型が存在します
そのテンプレ通りに作ると面白いですが、すでに観たような、どこか大味な作品が溢れるのも事実

そんなテンプレストーリーに満腹気味な人に、お勧めする作品が『ワールドトリガー』
「単純に敵を倒す」という、展開に飽きた方でも楽しめます
『ワールドトリガー』ってどんな漫画?
一言でストーリーを説明すると、”異星人から地球を守る”というバトルモノ
「え、結局いつも通りの王道バトル作品となにが違うの?」…っと思うじゃん
『ワールドトリガー』:単純な戦闘ではない!?
普通の作品なら敵を倒して「はい、勝利!」
ですが『ワールドトリガー』に関しては、全く違います
ネイバー(異星人)たちが攻めてくるので、基本は複数での戦闘
オマケに主人公たちが所属するボーダー(私設軍隊)での訓練も複数戦となります
ほかのバトル漫画なら、1vs1の形、いわゆるタイマンがセオリー
複数戦といっても、1vs1の組み合わせが増えるだけ
そこが『ワールドトリガー』の場合、団体スポーツのようなイメージ
連携や、地形、状況を加味した戦闘が描かれています
なので、キャラクターが急にパワーアップしたり、謎の補正で勝利したりしません
『ワールドトリガー』の戦闘は、作戦を練るところから始まります
- 格上のキャラクターを倒すのにどうすればいいか
- どうすれば有利に戦えるのか
キャラクターたちが戦略や、戦術を考える漫画ともいえます
例えば、自分より強い相手と戦うのは、一見不利ですが、強い駒を釘付けにしていとも言えます
ということは、ほかの戦闘にも影響を与えるというワケです
そんな戦闘描写がバトル漫画というより、スポーツ漫画に似ていたりします
スポーツ漫画が好き(特に団体競技)、FPS・TPSゲームが好きという方には、ピッタリの漫画です
『ワールドトリガー』は現実的な作品!?
「修行を終えて、強力な新技を覚えたぜ!」……ありません
「うおぉぉぉぉ!!」とか言って急に強くなったり……しません
あくまで、戦術や、戦略を練ること
自らの適性や方向性に悩み、実力をつけていくのがみどころです
上でも書いた通り、急成長や、短期間の修行で急に強くならないので、戦術・戦略を練るのがメインになります
そんな『ワールドトリガー』の中から、 現実的な教え(名言)を紹介します!
『ワールドトリガー』が教えてくれる名言
遊真の父親(空閑有吾)からの教え
空閑有吾の教え
- 自分のことは自分で守れ
- 正解は一つじゃない
- 親の言うことが正しいと思うな
主人公、空閑遊馬の父親の教えが3つあります
「弱い駒が強い駒の働きを止めてる」ってのが、すでに戦果としては十分なんだ
遊真の父親が回想シーンで言ったセリフ
弱い駒が、格上の駒を止めると、他の戦局が楽になる。止めるのが無理なら、逃げの一手
倒すことが全てではない、という教え
現状、自分やチームが出来ることを見つけ、実行する
一方で、無理なら手を引く
リスクマネジメントは重要です
「当たり前のことをやっていては、先を行く人間には追い付けない」
ボーダー内では、チームを組んで戦うランク戦があります
ランク戦のため猛特訓した修(主人公の一人)に、先輩の風間さんがいった一言
「自分の成長という不確かな要素だけじゃなく、もっと具体性のある手立てを用意する必要がある」
修が特訓したように、隊員たちは修より以前から訓練に取り組んでいます。
目的を達成するには実現性の無い根性論は無意味という教え
ちなみに、この言葉を聞いて、修はある具体的な対策をとります
読んでみて
主人公の一人、三雲修は「ボーダー」隊員としては実力不足
ここまで主人公が弱い漫画は珍しい
だからこそ、問題に対して現段階の実力で解決する
そこが『ワールドトリガー』の面白さの一つだと思います
ちなみに、アニメ一期終了後の話は15巻から
アニメ2期の放送が決定!!
アニメ『ワールドトリガー』の新シーズン製作決定が発表されました🙌🏻
さらに、2021年1月9日に新シーズンが放送決定!!
ワイヤー機動の遊馬が楽しみ
アニメの放送もあと数ヶ月!
2021年1月までに漫画や、アニメシリーズを振り返りましょう
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