【イエスタデイをうたって】2話:アニメの評価と感想

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 98年から連載されていた冬目景先生の漫画『イエスタデイをうたって』が4月4日からアニメが放送されました

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大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている”リクオ”。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女-“ハル”が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子”が東京に戻ってきたことを知る。©冬目景/集英社・...

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第二話「袋小路」の評価と感想

 前回紹介した通り、今期のアニメでは、非常におすすめの作品と確証しました。ドラマのジャンルが好きな方には、ぜひ観てもらいたい作品です

前回に引き続き、第二話のストーリーの構成をみていきましょう

 雑な考察ですが、漫画をすでにみた方は笑ってこの記事を読んでやってください😅

一話の記事はこちら↓

―ここからは、本編のネタバレがあるので、ぜひ視聴してから読んでください↓―

2話ストーリーの解説

 前回紹介したハリウッドや脚本で使われる手法のおさらい

ストーリーは、1:2:1(一幕・二幕・三幕)の三幕構成に分かれています

それぞれの幕には役割があります

一幕:物語の始まり、出会いのパート。主人公に問題が起きるきっかけが…。日常から大きな変化を表現するのが第一幕です

二幕:一幕の後半で起こった問題に立ち向かうパートであり、問題に対処するヒントのフラグを配置する目的もあります。物語のちょうど真ん中、問題に対して主人公側が勝つか負けるかします(一時的に)。そして、後半に主人公がピンチになります

三幕問題の解決に入るパート。不利な状況の主人公が戦いに挑みます。そして、最後には主人公が何らかの成果を手に入れ、物語は終了

 では、今回もストーリーに当てはめてみましょう

第一幕

 一幕は5分程度。

 前回のことがあってか、森ノ目 榀子が髪を切る場面から始まります。一方、リクオは気持ちを切り替えることができず、ハルをあしらう

 そして、榀子が務める学校の卒業式。リクオとの再会・ハルと鉢合わせたこともあってか、榀子の心には未だに引っ掛かるところがあるよう

職員同士で慰労会の話をしていると、校舎の窓際に映る人影が…。榀子が教室に入ると、早川 浪が絵を描いていた

 早川 浪は榀子が金沢にいた時の幼馴染。榀子を追いかけるように上京してきました。家族ぐるみで付き合いがあったらしく、彼の父親とも知り合いのようです

 一幕は出会いのパート。早川 浪との出会いが、この回の問題が起こるきっかけになりそうです

第二幕

 二幕は10分前後

 慰労会の会場。そして、榀子が金沢にいた時の話に。金沢には高校生の時までいたこと、大学のため上京したあと再び金沢に戻ったことを同僚に話す

同僚に「金沢に誰か想う人がいるのか?」と聞かれ、榀子は返答に詰まる

 慰労会が終わり、榀子は公園に立ち寄る。学生服の青年、そして彼のうしろを歩く高校時代の自分を思い出す

その時、偶然通りかかったリクオが榀子に声をかける。二人は、以前とは違う自分と互いの現状を伝え合う

リクオが公園を去ろうとしたときの後ろ姿が、「学生服の青年」と重なる。榀子はリクオに以前の関係に戻るよう提案する。リクオも承諾して、元の関係に戻れるよう努力することを伝える

そして、ハルがリクオたちと鉢合わせる。その場を取り繕うとする2人に、ハルは怒ってその場を去ってしまう。そして、その様子を遠巻きに浪が見てしまう

 以前の関係に戻ることと自身の感情との相違にリクオは悩む。そして、浪が勤務中のリクオに榀子のことについて詰め寄る

 一方、ハルは話をするため榀子を訪ねる

 榀子には忘れられない人がいるようです。シナリオ構成の観点からも、リクオと榀子の関係にとっては大きな問題(障壁)となりそう。と言うよりストーリー全体の解決すべき問題の一つですね

今のところハルの想いは一方通行ですが、なにかキッカケがあれば関係が進展して物語にも大きい変化があるでしょう

第三幕

 三幕も一幕同様、5分程度

 リクオは浪から;榀子が以前、病弱な浪の兄の世話を焼いていたこと、榀子が彼を想っていたことを教えられる。浪の兄は6年前に他界しており、今でも榀子は浪の兄を忘れられないことを聞く

ハルも榀子から同じ話を聞く。そして、ハルは榀子に宣戦布告する

 浪の兄と榀子の関係を聞き、リクオは榀子のアパートへ向かう。二人は以前の関係には戻れないことを理解した上で、このままの関係を続けることにした

 そして、バイトをサボったことを、ハルとバイトの先輩に責められる、リクオ

 リクオが降られた理由、榀子が忘れられないのは浪の兄だったことが分かりました。後ろ姿を重ねたり、榀子がリクオを気にかけていたのは、浪の兄と雰囲気が似ていたからでしょうか

ここで、リクオと榀子の関係に決着がつく、という終盤までの目標点ができました

話数を考えると、これからも問題は増えそうですが、この問題を解決しないとスッキリ物語は終わらないはず。しばらく、リクオと榀子の微妙な関係が終盤まで続きそうです

 ここまでが、第2話「袋小路」のストーリーでした

評価・感想のまとめ

 第2話は1話の答え合わせのようなストーリー。仲が良かった榀子がリクオを振った理由が分かりました。上京したのも彼が理由でしょうか、そしてリクオに出会い大学卒業に金沢に帰り、またリクオのとこに戻ってきたと。2話の最後にもそんな自分に自己嫌悪していましたが…

 恋人を亡くした作品として最初に思い出したのは『めぞん一刻』

『イエスタデイをうたって』とは経路は違いますが、管理人さんこと音無響子も未亡人で愛する人を亡くしたキャラクターです。『めぞん一刻』で最後、主人公の五代くんは管理人さんと失くした恋人、両方を受け入れることを決意しましたが…

榀子と音無京子の性格は大分違いますが、このようなタイプのキャラクターを心変わりさせるのはとても難しい! なぜなら、榀子が意識せずとも、リクオはずっと浪の兄と比較されます。しかも、あちらは榀子の高校時代の思い出の中で輝き続けたまま…

 ですが、『イエスタデイをうたって』では少し物語のゴールが違う気がします。と言うのも、リクオの想いが榀子へ届かない=バットエンド、ではないから。

必ずしも二人の関係が進展する必要はないのです。なんらかの決着は必要だとは思いますが

 一方、社会的なリクオの勝利は難しくないと思っています。前回第一話で写真の仕事を任されるシーンがありました。その関係で話が進めば、仕事に関する問題が解決するのは簡単だと予想してます

以上が第2話「袋小路」の解説、感想でした

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