【イエスタデイをうたって】4話:アニメの評価と感想

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98年から連載されていた冬目景先生の漫画『イエスタデイをうたって』が4月4日からアニメが放送されました 

Amazon Prime Video・FODオンデマンド・U-next・Dアニメ・Netflix、と国内の動画配信サイトではほとんど視聴可能

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第四話「川は流れて 榀子帰郷」の評価と感想

 コロナの影響でさいきんはアニメ三昧になってます

毎週の楽しみになりつつある『イエスタデイをうたって

そして、今週もハリウッド脚本術に当てはめてみていきましょう!!

・一話目の記事↓

・三話目の記事↓

―ここからは、本編のネタバレがあるので、ぜひ視聴してから読んでください↓―

4話:ストーリーの解説

 前回紹介したハリウッドや脚本で使われる手法のおさらい

テンプレ化しているので、前回の記事をご覧になった方は読み飛ばして問題ありません

ストーリーは、1:2:1(一幕・二幕・三幕)の三幕構成に分かれています

それぞれの幕には役割があります

一幕:物語の始まり、出会いのパート。主人公に問題が起きるきっかけが…。日常から大きな変化を表現するのが第一幕です

二幕:一幕の後半で起こった問題に立ち向かうパートであり、問題に対処するヒントのフラグを配置する目的もあります。物語のちょうど真ん中、問題に対して主人公側が勝つか負けるかします(一時的に)。そして、後半に主人公がピンチになります

三幕問題の解決に入るパート。不利な状況の主人公が戦いに挑みます。そして、最後には主人公が何らかの成果を手に入れ、物語は終了

 では、今回もストーリーに当てはめてみましょう

第一幕

 第一幕は5:42ごろまで。浪の生活シーンから

浪は美大へ進学するために美術教室に通う

しかし、周りとの実力差を気にして、時間ないに絵を描き終えれない

教室にかよう同級生から助言をもらうが、浪はイマイチ納得せず…

 浪が家に帰ると、榀子が夕飯を作っていた

兄と比べる榀子の言葉に、浪は子供時代のことを思い出す

優秀な兄とは違うところを周りが見てくれる

そんな理由で絵を描きはじめたことを回想する

第一幕のストーリー考察・解説

 第四話は「早川 浪」の回

今回の第一幕はピクサーの脚本術がわかりやすいので、それを参考に紹介

ピクサーのシナリオなどは、主人公の弱点や悩み

そんな問題のシコリになりそうな部分を第一幕に盛りこみます

  1. まず、主人公は強み(大切なモノ)を失います
  2. そして、失った主人公は「強み」をふたたび手に入れようとします
  3. 強みを取り戻そうとする主人公に、一時の成功or代償が

浪は「」という自分のアイデンティティを失い

それを取り戻すための行動にでるのが第二幕になります

第二幕

 二幕は14:18頃から。浪と榀子が台所にたつシーンから

兄との思い出話ばかりする榀子に、浪は業を煮やして想いを伝えるが

榀子に浪の想いは「錯覚」だと言われ、弟のようにしかおもえないと言われる

あまりの酷さに浪もこの顔

 教室に配達をするハルとばったり出会う浪

場面は変わり、浪はリクオのコンビニに顔を出す

そして、送ってもらおうとハルもリクオのコンビニへ寄る

リクオに断られて、浪とハルは一緒に帰ることに

第二幕のストーリー考察・解説

 絵を描くきっかけが榀子や兄など、周りから自分の個性を認められたことが始まりでした

そして、絵を描く自信をなくした浪は、榀子に想いを伝えますが「錯覚してるだけ」の一言で断られ…

榀子も結構ヒドい断り方をしますね

 ハルと少し話したり、浪自身の状況をあらためて実感し、二幕が終了

第三幕

 実家に帰った浪の父と榀子

浪が家に帰ると、榀子が作り置きしたカレーとメモが残されていた

榀子に駄々をこねていた子供時代を思い出す

浪によると、榀子が金沢を離れたのは「浪の兄がいない日常から目をそらしたいから

 浪の父は実家を貸し出すため、家の中を整理しだす。そして、榀子は浪の兄の遺品から当時を思い出す

 榀子が金沢へ行った理由を考えると、浪は本気で絵に打ち込むことを決意した

第三幕のストーリー考察・解説

 ピクサー流の脚本術だと、

第三幕は主人公(この回では浪)が大切なものを取り戻すパート

第一幕・二幕では主人公の特技とは反対or不安にさせる問題を投げかけます

そのあと、第三幕にでその問題を解決

浪はアイデンティティを取り戻すために、絵を描くことを再び決意します

 今回はピクサーの脚本術で紹介しましたが、基本は三幕構成になります

「川は流れて 榀子帰郷」評価・感想のまとめ

 なんだか榀子に振り回される主要人物たち

と言うのも、榀子の言動→物語が進む、の流れに

けっこう重要人物の榀子ですが、

浪の兄への想いが解決しないと『イエスタデイをうたって』は終わりません

 そして、今回は早川 浪をメインにした回

前回はハルを主人公にしたストーリーでした

残りの話数はリクオと榀子くらいしか主要人物がいないので、

一人のキャラクターを主軸にした話は最高でも1,2回程度

全12話と仮定すると、ミッドポイント(ストーリーの転換期)があと2話後

ミッドポイントには新しい出会いが起こり大きな変化が(3・4話を含めるかは迷いますが)

実は、最初の第一幕のさいごを調べれば、

ミッドポイントになにが起こるか分かるんですよ

第一幕の最後(第二幕の最後)とミッドポイントは反対関係にあります

一幕の最後がワルい状態ならミッドポイントは好調に

2話のさいご、リクオと榀子は友人関係とも言えない、ビミョウな関係ですが…

ミッドポイントで仲が回復したほうが、ハルとの関係もあり面白くなりそう

―以上が第四話「川は流れて 榀子帰郷」の感想でした―

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