『Iconoclasts』について
対応機種 | PC・PS4・スイッチ |
クリア時間 | ハードモードで16時間 |
システム | アクションアドベンチャー、日本語対応 |
冒頭のあらすじ
メカニックとして人助けをする少女、ロビン
だが、メカニックのレンチは資格がない者が扱うのを禁じられています
周りの人々はロビンに感謝するも、一方でロビンを心配
そして、ある日ロビンのもとに…
『Iconoclasts』の、良かった点・悪かった点
◎良かった点
- 抜群の操作性
- 気持ちいいアクション
- アイテム・ギミック
- グラフィック
- 遊びやすい難易度
◎悪かった点
- 会話部分が長い
- 質の悪いストーリー
- ギミックへの判定
- メニュー画面の使いにくさ
◎良かった点
抜群の操作性
『ロックマン』系や、『シャンティ』シリーズと比べても遜色なし
2D横スクロールのなかでも、操作性が良いです
質の悪いアクションゲームだと、ジャンプや攻撃の反応が遅かったりしますが
『Iconoclasts』はかなりキビキビ動いてくれます
気持ちのいいアクション
操作性が良いこともあり、主人公ロビンのアクションに爽快感があります
『ロックマンゼロ』ほどではなないですが、キックや銃の基本アクションが強力
敵を倒す感覚が、クラフトゲームで鉱石を掘る快感に似てます
アイテム・ギミック
武器がレンチなので、しめたり、ねじったりが基本アクション
ギミックや、謎解きが独特でGood
ほかにも銃を持っているのですが、速射・連射性の高い弾だったり、ボム系の弾だったりと、性能はさまざま
グラフィック
丁寧に作りこまれたドット風のグラフィック
ドット絵のピークだったGBA時代のグラフィックに似ていて、非常に親しみやすいデザイン
ロビンのアクションも丁寧に作りこまれています
遊びやすい難易度
難易度ハードで完走
他の2Dアクションをクリアできるなら、といった難易度です
◎悪かった点
会話部分が長い
会話パートが長すぎる
はやくアクションパートに入りたいのに…
また、リスタート後にその長い会話が飛ばせないこともしばしば
質の悪いストーリー
Steamレビューではストーリーの評価は好評ですが
個人的には×
というのも、世界観や設定は反体制の鉄板ストーリー
しかし、ストーリー展開や、キャラクターが……
いや、キャラクターの設定は良いのですが、ストーリーで上手く活かせてないんです
ストーリーのほとんどは、ロビンが尻拭いして終わり
ギミックへの判定
ギミックを解いて進んでいくんですが
ギミックを作動させる判定が厳しい位置があります
シビアなタイミングを要求するギミックもあって、その点が難しい時も
メニュー画面の使いにくさ
個人的にメニューがメチャクチャ使いにくい
うえの画像がメニュー画面ですが、これ以上の詳細な情報はナシ
ゲットしたクエスト用のアイテムの詳細などが確認できなかったりと不便
『Iconoclasts』の感想まとめ※ネタバレあり
アクションの完成度は『シャンティ』シリーズと同程度かうえ
日本では有名ではない『シャンティ』ですが、アクションゲームとしての面白さはハッキリ言うと日本の人気シリーズより高いです
そんな名作アクション『Iconaclasts』ですが……
人に勧めるかと言うと非常に難しい!
と言うのも、ストーリーで動くキャラクターが全く好きになれなかったんですよ
ストーリーが進むにつれて、キャラクターたちの活躍するのが好みなのですが
『Iconaclasts』の場合それがない!
もっと突っ込んで言うと、ロビン以外のキャラクターたちの活躍が終盤に進むにつれどんどん減っていきます
結局はキャラクターたちの尻拭いをするのは主人公であるロビン
そこが非常に惜しい
一人で突っ走る相棒、ミナは最後にはフェードアウト
過保護すぎる兄、エルロは最後まで一歩も踏み出せず…
解決法を提案するロイヤルは、最後までちゃんと解決してくれず…
エージェント・ブラックだけは、バックグランドもあり最後も鮮やかないいキャラ!
序盤がアクション・ストーリーともに面白く進んでいたこともあり
終盤にかけての展開が気になりました
ストーリー部分は低く評価をしましたが、新作が出れば迷わず購入するほど
アクション部分は傑作です
―以上、評価に困る名作アクション『Iconoclasts』の感想でした―
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