どんなゲーム?

いきなり、ここで問題!
選択肢は、以下の4つ
- Y:…(無言)
- B:誰にもできないことだから
- A:スリルを味わうため
- X:街を守るため
『Batman – The Telltale Series』をプレイ中、突然こういった選択肢が現れる
選択肢によるキャラの言動が変化
そして、QTEによる戦闘により、ゲームが進んでいく
有名なタイトルでは、『デトロイトビカム ヒューマン』に近い
デトロイトと違うのは、主人公ブルース・ウェインの会話選択肢でルートが決まる点
基本4つの選択肢から、言動を選ぶと、周りからの人物評価が変化する
このゲームの面白い試みは、その選択肢をオンラインによる投票制
最大4人による、多数決で遊ぶことができる
投票するには、Telltale社のアカウントをつくる必要がある
評価

特徴的だった、以下4つを紹介
以前プレイした『アーカム』シリーズと比較して説明する
QTE
バットマンと言えば『アーカム』シリーズを思い出す人が多いと思う
プレイしてみて、映画のバットマン作品より、面白いと思ったほどだ
(未プレイの人は、ぜひ遊ぶことをおすすめする)
『アーカム』は、アクション慣れしてない人だと、かなり苦労する
スーツによる肉弾戦、ガジェットを利用したアクション、バットモービルによる戦闘
ファンにとってはカッコイイ演出だが、映画や、コミックと違いそれなりに操作能力が要求される
この『Batman: The Telltale Series』は、全てのアクション操作がQTE
小難しいシステムや、操作を理解する必要はない

入力したときの判定も甘く
押し間違えてゲームオーバーになっても、リトライは直前からスタートする
「アクションが苦手」というプレイヤーでも、バットマンの派手なアクションが楽しめる
ストーリー

タイトルにもあるように、今作はTelltale Gamesが開発
この会社は、エピソード形式でシーズンごとにリリースするスタイル
(『ウォーキング・デット』のゲームも、この会社)
ようは、ストーリーを売りにしている
実際プレイしていると、4章のラストだったか
不覚にも「えぇ!」と口走ってしまったほど(生放送中)
執筆現在では、全エピソード解放されている
シーズンと、シーズンの間は、続きが気になる展開だった
選択肢
さきほど書いた通り、セリフの選択肢=ゲームシステム
ワタシがプレイした時は、ちょっと凶暴なブルースになってしまった
コミックや、『アーカム』、バットマンは悪人に容赦がない、という設定がある
(絶対に人殺しはしない)
それを知っていたから、強めに犯人に拷問を食らわせてやった
すると味方や、ゴッサムシティの住民がドン引き
執事のアルフレットから説教を受けつつ、話を流そうとするが失敗する
両親の話を持ち出されたり、「もうしない」と反省することになった

選択肢を選ぶと、その言動をほかのキャラクターが覚える
なので、選択肢は慎重にえらぶ必要がある
グラフィック(DLC)
『デトロイトビカム ヒューマン』との違いは、グラフィックもあると思う
あちらは、PS4の性能を限界まで使った映像美
一方この『Batman: The Telltale Series』は、ワタシのオンボロPCでも十分うごく
でも、圧倒的にデトロイトのゲーム表現が優れているのか、というとそうでもない
『Batman: The Telltale Series』のグラフィクは、コミックシリーズを再現している
現実の人間をグラフィックで表現しようというものとは、別方向のアプローチだ
さらに今回遊んだのは、白黒モードのDLC
漫画の表現というより、昔の白黒映画に近いものだ

そのDLCは、単純に色をぬいたものではない
赤や、黄といった鮮やかなものは、そのままに表現している
一部にそういった彩度の高いものがあるので、古臭さを感じない
まとめ
『Batman – The Telltale Series』の総評
『アーカム』シリーズほど、豪華とは言えないが
バットマンシリーズの最大の魅力、ストーリーがゲームシステムとマッチしている
ただし、難点なのがこのゲームには日本語がない
プレイには、高校レベルのリスニング&リーディング力が必要
セリフに難しい表現はないが、
選択肢や、文章を英語圏の住民とおなじスピードで処理しなくてはならない
英語の問題されなければ、おすすめのゲームに入る
日本語だけで生活できる我々日本人には、かなりハードルが高いのだが
英語が余裕な方や、その壁を超えるほどのバットマンファンは、ぜひプレイして欲しい作品だった
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