『オラ夏』が物足りなく感じる理由(ストーリー・キャラクター編)

ゲーム
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『オラなつ』は『ぼくなつ』の続編ではない

 オラ夏が発表された瞬間

「ぼくなつが復活した!?」と、心のなかで興奮した


楽天ブックスで予約

無事、発売日に配達完了(ここはわりと発売日に送ってくれる)

さっそく、プレイ開始


六日間の休暇を3セット

計18日をプレイして、無事にクリア完了


蓋を開けてみると、続編もとい、意欲作と呼べるものではない

システムが似ているだけで、別のゲームだった

『ぼくなつ』の醍醐味とは?

 親戚の家にあずけられた「ボク」が、夏休みを見知らぬ土地で過ごす

というのが『ぼくのなつやすみ』のテンプレ


夏休み中は、虫捕りをしつつ魚釣り

虫相撲で勝ち、子供たちと友情を深め、大きな魚を釣ると、おばちゃんが調理して、晩御飯にだしてくれる


そんな知り合いがいない土地で、徐々に周りの人たちと仲良くなっていく

『ぼくなつ』の醍醐味とは、そういうところだと思っている


そして仲良くなるにつれ、いろいろな悩みだったり、住民同士の人間関係など

順を追って、把握できるようになっている

『オラ夏』の特徴

 出された課題や、目標を達成して、ストーリーを深めていくのが『ぼくなつ』だとしよう


限られた時間で、段取りよくミッションを達成するというのが『オラ夏』のゲーム性

『ぼくなつ』のように、ストーリーや、人との会話のやりとりを楽しむというものではない


スマホのソーシャルゲームのように、その日のミッションを消化していくことが日課になる

『オラ夏』の人間関係は、良くも悪くも淡泊なのだ


お手伝いをして、スタンプカードの星を集めても

「お疲れ様、はい300円」…おわりである


『ぼくなつ』のように、話しかけた回数や、タイミング

悩みや、事件を解決すると、ストーリーが進むなどはナシ


ボリューム自体が少ないこともあり、長いスパンで進展する人間関係がほとんどない

有名キャラクターを使った代償

 一番最初で言ったとおり、このゲームは『ぼくのなつやすみ』とは、似ているようで似ていない

システムを流用した、『クレヨンしんちゃん』のファンゲームだ


ならば、「『クレヨンしんちゃん』が好きな人なら楽しめるのか」というと、そうとも言い切れない

というのも、漫画『クレヨンしんちゃん』や、映画も1,2年前のシリーズ以外は、すべて勉強済み


『映画 ヘンダーランドの大冒険』の鬼ごっこのシーン

あれが『クレヨンしんちゃん』の面白さだと思っている


残念ながら、そういった『クレヨンしんちゃん』独特の面白さは、『オラ夏』には存在しない


笑わせにくるパターンも、大体がしんのすけの言い間違いだ

規制が厳しいのか、クレヨンしんちゃんの持ち味である、思い切りのいいギャグに欠けている



 ストーリー、キャラクターだけでなく、ゲーム全体にいえるが、とにかく作りがシンプル

『ぼくなつ』とは違い、3~5歳の幼児を対象にしたゲームだった

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