第35話「人狼」
2021年10月に放送開始した新作『デジモンゴーストゲーム』
あらゆるデジモンコンテンツを踏まえ、あらすじに沿った感想をまとめました
あらすじ&感想
ジンロウではなく、ヒトオオカミ
テーブルゲームようなタイトルですが、瑠璃と、アンゴラモンが主役の回でした
瑠璃に誘われたのか、ヒロたちいつもの3人組で心霊スポットへ遊びに行きます
そこは「一夜町」と呼ばれる”人狼”伝説がある町
その伝説には、月夜野家が関わっていて
しかも実際、人狼に襲われた事件が起きており、単なる噂ではない様子
住民の一部では、「月夜野家の人間を生贄にする」という伝統があるらしく
瑠璃は人狼の正体を暴くため、生贄になることを決意します
人狼伝説に翻弄される町の住民に、瑠璃はイライラしっぱなし
非常に彼女らしいというか、理不尽な現実にとても厳しいのが瑠璃らしいです
好奇心もあるでしょうが、心霊現象を調査するのもこういう性格だからなのでしょうか
人狼伝説なんて馬鹿げていると思いつつも、実際に被害者がいるのも事実
不安をいだきつつ、伝説の通り子の刻に神社で人狼を待ち伏せします
唸り声がした瞬間、森の奥からマンティコアモンが出現
予想通りというか、人狼騒動の犯人はデジモンでした
マンティコアといえば、ファンタジー系ではお馴染みのモンスター
有名所だと『ハリーポッター』や、個人的に印象深いのが『ロードス島戦記』など、様々なファンタジーに登場します
ペルシア産の怪物で、人の頭に、体はライオン、尻尾がサソリという、僕が考えた最強生物なデザイン
厄介なのが頭が人間なので、モンスターの中でも知性が高いところ
さらに作品によっては、魔法使い以上に魔法が得意だったりと強力なモンスターです
撃退しようとするヒロたちですが、マンティコアモンに注入された毒により返り討ちにあいます
テティスモンに進化して解毒しようとしますが、毒だけでなくマンティコアモン自身の戦闘力も高く苦戦します
人狼伝説に翻弄されたことに怒る瑠璃
ピンチの瑠璃たちですが、彼女の呼びかけにアンゴラモンも応えます
アンゴラモンは完全体ラモールモンへと進化
マンティコアモンを正面から撃破します
ジンバーアンゴラモンから、まさかのパワー系へ進化
語彙力がガンマモン並みになっていました
デジモン図鑑によると、「秘められた野性本能が解放された」とあります
作中でもみせたように凶暴な性格みたいです
自身の凶暴性を嫌う個体もいるようで、『ゴーストゲーム』の萌えキャラ的存在となりそう
そこへ、ダルクモンが登場
マンティコアモンはダルクモンたち天使系デジモンが使役していたデジモン
ダルクモンをアニメで観たのはこれが2回目
『デジモンフロンティア』の劇場版『オニスモン古代デジモン復活！！』が初登場だと記憶しています
申し訳ないことに映画の内容はほぼ記憶になく、あるのはフェアリモンの尻だけ
観てもらえれば、そうなるのも分かってもらえるはず
人を襲っていたのは人狼伝説のデータを摂取し、伝説になぞらえて行動していたのが原因
データを取り除き、2体のデジモンは空へ消えていきました
人狼伝説は瑠璃の先祖と、人狼との悲恋物語
500年前のものなので、当然デジモンはいないはず……
瑠璃は山狩りにあい、弓矢で射られる幻をみましたが
果たして、本物の人狼は存在したのか
その正体は謎のまま、瑠璃たちは帰路へ経ちます
今後の予想
実はDimカードや、ツイッターの画像でラモールモンの姿は確認済みでした
特にツイッターの画像ですが、「こわっ！」というのが第一印象
ともあれ、これで完全体3体が出揃いました
あとは究極体を残すのみ
物語も6割程度でしょうか
そのまま日常系アニメとして終了する可能性もありますが
もしも4クールで最終回を迎えるなら、解決すべき問題が浮上してくるはず
そのカギとなるのが、グルスガンマモンになると予想しています
テティスモンと、ラモールモンで抑え込めればこの問題を解決できるでしょう
そこらへんの事情は、1話でも登場したクロックモンあたりから聞けるとにらんでいます
来週は、第36話「嘆キノ迷宮」
その前に今週は『デジモンサヴァイブ』が発売
もちろん予約済みなので、そちらのレビュー記事も乞うご期待
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