『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』βテストの感想
大人気『ワンピースカード』を追って『ドラゴンボール』のカードゲームが登場!
その名も『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』
ドラゴンボールで初の本格TCGとなります
※詳しいルールは上の動画で解説をご覧ください
さらに、実物のカードだけでなくデジタル版もリリース
2024年1月24日にβ版としてアプリが実装
29日まで遊ぶことができます
そこでさっそく遊んでみたので、気になったポイントをまとめてみました
システム
ルールは非常に『ドラゴンボール』らしい、数字による殴り合い!
パワーの高いカードでバチバチ戦うことになります
ゲームの流れは同社のタイトル『ワンピース』や、『デジモン』のカードと似ています
カードの種類が少ないぶん、本作のほうがシンプルな印象です
『フュージョンワールド』特有のシステムで言えば“コンボ”
ここで駆け引きが生まれます
“コンボ”とはバトルカードを使ってパワーに数値をプラスするというもの
数値で負けていても、手札や、場札にあるバトルカードを消費して攻撃することができます
(バトルカード:アタックや、スキルをもつカード。戦闘では主にこのカードを使って戦う)
コンボにはコストも必要がないので、考えなしに使うとどんどん手札が減っていきます
いかに相手のコンボを受け流し、こちらの攻撃を相手に通せるかが勝敗を決めます
デジタル版ならではの演出
『フュージョンワールド』にはリーダー、バトル、エクストラ、3種類のカードで遊びます
このリーダーカードというのが画面左右にいるキャラクターとして反映されます
リーダーカードの役割は『ワンピースカード』と一緒
他社作品だと『MTG』のプレインズウォーカーと似たもの
デジタル版一番の売りなのがリーダーカードによる特殊演出
リーダーカードの効果で覚醒したり、相手リーダーへの攻撃するとゲームのような演出がみられます
覚醒条件(ベジータの場合):自分のライフが4以下の場合、カードを1枚引くその後、このカードを裏返す。覚醒後は「起動メインターン1回:自分の手札が7枚以下の場合、このターン中、このカードのパワー+15000」が使える
PC限定なのは、この演出が原因か
要求スペックがPS5以上となぞに重い仕様
家庭用ゲーム機には最終的に実装されると思いますが
スマホだと熱や、画面の狭さが問題になりそうです
カードのデザイン
カードのデザインには『フュージョンワールド』に物申したい
それは“描き下ろしイラストの少なさ“
リーダーカードと、一部のカード以外ほとんどが既存のイラストから持ってきています
漫画や、アニメを観ていた人なら「この絵……どこかで見たぞ」というイラストばかり
素人の手作り感が増すので、描き下しのデザインがもっと欲しいところです
まとめ
良い点
- シリーズ初の本格TCG
- ドラゴンボールらしい数字による殴り合い
- リアルカード&デジタル版の両展開
- コンボによる駆け引き
- 土地事故が起きにくい
悪い点
- カードのデザイン
- UIのデザイン
- ライフが8と多い
- 要求スペックが高い
ゲーム性はワンピースや、デジモンカードよりシンプル
どこで攻めて、どこで守るか上手くカードを管理できるかのゲーム性です
ゲーム自体の不満はなく、ほとんどがデザインや、アプリの仕様がほとんど
アプリ自体も非常に安定していて、不具合なく遊べています
最初に構築済みデッキを一つ交換でき、悟空、ベジータ、ブロリー、フリーザから選択可能です
今回はベジータデッキを選んで遊びました
特徴としては、手札7枚以下のときに発揮するカードが主力
効果はパワーを上げたり、相手カードをデッキ下に置く、などなど
ただ殴るのではなく、アドバンテージをとって相手を削るタイプのデッキです
もちろん弱点もあって
特別パワーが強いデッキではないので、火力はそこそこ
単純に高いパワーをぶつけられると、カード消費が激しくなりがち
ちなみに、タスクをこなすとデッキをもう一つ貰えます
次のデッキ選びは、パックを剝いてから選ぶのがおすすめ
『ワンピース』のカードゲームが人気なところをみると、この『フュージョンワールド』も流行る可能性はあるかと思います