【DLC:『エピソード アイギス』の評価】スッキリ終わらない後日談

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『エピソードアイギス』クリア後の評価

 『ペルソナ3R』の後日談としてリリースされたDLC『エピソードアイギス』

ですがこのDLC、原作はあまり評価が良くない作品

リメイク作はどうだったのか、『エピソードアイギス』PC版の評価記事となります


『P3R』と同様、今回もゲーパスでプレイさせてもらいました

DLCは“Ultimate”という上位プランに入って、本編とはべつにDLCをダウンロードする必要があります

▼ゲーパスについてはこの記事を参照

全体の評価

 難易度ノーマルで約29時間でクリアした感想としては……ややお勧めできない

遊んで損した気はありませんが、『P3R』のように絶対に遊ぶべきとは言えない作品でした


ストーリーの内容はそのままなので、原作で批判されていたシナリオ部分はそのまま

ゲーム部分は『3R』とおなじ戦闘システムなので改善されています

ただし、倒しにくい敵が多目


DLC3850円という値段と、満足度を考えると「『P3R』経験者はプレイ必須!」とは言えませんでした


ノーマルで遊んだからか、巷で言われているほど戦闘は辛くありません

体感8割はスムーズに進みました

シナリオに関しては、「スッキリはしない」というのが感想です

  • システムはP3Rと一緒
  • クリア時間は難易度ノーマルで20~30時間
  • ストーリーは原作のFESと大きな変化はなし

システムの感想

 『エピソードアイギス』=学校イベントをなくした『P3R』


タルタロスを探索する感覚とまったくの一緒

ダンジョンに潜り、ひたすら探索を続けることになります


『P3R』の装備屋、アイテム、苗の栽培などもモールで利用可能です

気になったポイント

テウルギアの数が増加:『P3R』より使えるテウルギアの数が増えました


敵が強い耐久があるのか一部の敵がとても硬い。弱点も見切りもちが多くて、面倒な敵が多い


SP管理が不要:ダンジョンから出るとすぐにHP・SPが全快。学校パートがないのでダンジョンから出てもデメリットがほぼありません。強いてあげるなら集めたアルカナがリセットされるくらい


新メンバーの”メティス”:『P3R』のアイギスポジション。アイギスからシフトチェンジすると攻撃や、テウルギアのゲージが貯まりやすくなります。ワイルドと相性が良いので火力も出しやすい

ストーリーの感想

 ここからはネタバレ要素もあるので注意


救いが薄いラスト

冒頭でも話したとおり、スッキリとしない本作


主人公が死んで、生きる目的がないアイギス

彼女がワイルドに目覚め、”命の答え”にたどり着くというストーリーですが

その答えが“終わりのない辛い拷問のような答えだった”というわけです


くわえて、ニュクスを封印している主人公の描写も痛々しい

ハッピーエンドにならなかったというよりも、主人公と、アイギスに追い打ちをかけるような結末

アイギスと主人公の運命、どちらも過酷すぎて救われた感じがないので釈然としません


主人公の死からアイギスがどう生きるかというテーマ

なので、「まぁ、こうなるよね」という想像通りの流れで終わった物語でした


「アイギスが好き!」という方なら楽しめる作品でしょうか

それでも、最後に出した答えが過酷すぎる

これが『P3R』の終着点というなら「惨い最後だなぁ」というのが感想です

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