第16話「東京侵食 漆黒の影」
今週も『デジモンアドベンチャー:』を
原作のストーリー踏まえ、解説・感想を紹介していきましょう!
あらすじ
洞窟をぬけ、突然東京にいたタイチたち
スマホを見てみるが、ネットには繋がらず…
ミミは帰ってきた東京を満喫しようとするが、取り敢えず家に帰り様子をみることに
3人は渋谷行きの地下鉄に乗る
駅構内から渋谷を見渡すが、改めて東京に帰ってきたことを確信する
タイチ・コウシロウはミミと別れ、地下鉄を乗り換える
本当に事件が解決したか、不思議におもうタイチとコウシロウ
一方、なかなか外に出られないミミとパルモン
ハンバーガー屋をみつけ、休憩することに
しかし、注文をするが店員がおかしい…
タイチたちも出発したはずの渋谷駅に再び到着してしまう
駅員に声をかけるが、様子がおかしい
そのとき駅員の人影から、目玉が飛び出し攻撃を仕掛けてきた
なんとか撃破したかにみえたが、周りから同じデジモンが沸いて出てくる
3人は逃げるが、同じ場所に再び出てしまう
グレイモンで天井を破壊、脱出を試みる。外に出ることに成功するが…
あまりにも周りの様子が平常すぎることから、ここが東京ではないことを自覚する
先ほど襲ってきた目玉が集まり、アイズモンが出現する
巨大デジモンに3人は完全体で応戦するが、空間を操るアイズモンに苦戦する
アイズモンが東京を侵食し、取り込んだデータで仮想の東京を作っていた
東京の停電がアイズモンの仕業と分かった3人
アイズモンを撃破しようとするが、データを盾や障害物にし攻撃が通らない
そのとき、ガルダモンが登場!ソラたちと合流する
完全体6匹の火力でイッキにアイズモンを蹴散らす
アイズモンを撃破することができたが、残された時間は少ない
現実世界の危機に不安をおぼえるが、突然巨大な影が…
見上げると、大型デジモンが出現する
第16話:原作との比較・解説
今回は東京に帰る回(東京ではなかったが…)でした
原作では真ん中くらいの話数で、東京(現実世界)に戻る話があります
メタルグレイモンに初めて進化した、第21話「コロモン東京大激突!」
完全体であるエテモンとの死闘、完全体同士がくり出す技の衝撃で空間に穴が!
タイチとアグモンが空間に飲まれ、2人だけが東京に戻るという話
今回の話も結構ホラーでしたが、原作のリメイクもなかなか怖い話だったりします
個人的に暗いシーンはもちろんですが、カンカン照りの晴天って意外にもホラー感が増します……
それに加え、デジモンを知らないハズのヒカリがやけに詳しかったり、コウシロウからの通信が不気味だったり
ですが怖いだけでなく、名シーンがあるのが21話
このまま東京に残るか、タイチは悩みます
ヒカリはタイチとアグモンに起こっていることは分かっていて、引き留めようとしますが…
結局、過酷なデジタルワールドに戻ることを決意するタイチ
その別れ際の場面が人気な名シーン
原作全54話ありますが、全体を通しても印象に残る話だったりします
ちなみにこの21話、監督が細田守監督がてがけています
映画の『デジモンアドベンチャー』、『ぼくらのウォーゲーム』などなど、デジモン映画を担当しています
ほかにも『おジャ魔女どれみ』なんかもシリーズで数話関わっていたり、気になる方はぜひチェックしてみて下さい
第16話「東京侵食 漆黒の影」の感想
パートナーデジモンの進化回が一通り終わり、核心に迫る展開になってきました
そして登場した「アイズモン」
「成熟期なのに強すぎ!」と言うのが正直な感想ですが、原作や、他のシリーズでも世代を無視した強い個体のデジモンは結構登場したりします
原作だと、デビモン、ヴァンデモン、ピエモンあたり
デビモンはグレイモンたちでは歯が立たず、エンジェモンでようやく撃破
ヴァンデモンに関しては、完全体に進化するが逃げるのに精一杯だったり
ピエモンもデビモン同様、ウォーグレイモン、メタルガルルモン、ホーリーエンジェモンで撃破
漫画の『デジモンアドベンチャーVテイマー01』も成熟期が完全体と戦う話
というより作品の主体が「進化できないデジモンと戦う」というもの
主人公のタイチ(アニメとは別人)がパートナーである古代種ブイドラモンと戦う、というストーリー
設定的にブイドラモンは古代種で強力、ですが完全体には及ばないのが現実
パートナーであるタイチの作戦で、ゼロ(ブイドラモン)を勝利に導きます
作戦を駆使して戦う、カッコイイ太一がみれます!
アイズモン、強力なデジモンでしたが、まだ完全に撃破はできていない様子
来週は、突然登場したオロチモンと戦う展開に…
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