リマスター版でなにが変わったのか
テイルズシリーズの中でも、名作の『シンフォニア』
23年2月16日にリマスター版が発売
当時のCMで流れた「世界は救われる。彼女を失えば。」というキャッチコピーは今でも覚えています
シリーズ全体でみても、評判が良くて
20年程前ですが、クリア済みの個人的な感想としても納得の評価
そんな『シンフォニア』ですが、今回のリマスターはあまりオススメしません
というのも、今作あまり改善点がないから
(むしろ劣化した部分も……)
『アライズ』でテイルズに興味をもった人は、買う前に一考する価値アリです
買うべき人
- 『テイルズ』シリーズに興味がある
- 『シンフォニア』を未プレイ
- PS2や、GCなどのレトロハードを未所持
- 携帯機でプレイしたい
- 特典目当て
おもに『シンフォニア』を未プレイで
携帯機であるスイッチで遊びたいなら、買う価値があると思います
それかファンで特典グッズを狙ってる人に、今回のリマスターはオススメ
オススメの『テイルズ』シリーズ
「シリーズを遊ぶなら、どれがオススメ?」と聞かれたとき
個人的には『デスティニー(リメイク)』、『エターニア』、『シンフォニア』、『ヴェスペリア』が候補に入ります
実際、gooランキングで「<100人に聞いた!>テイルズ初心者におすすめのシリーズは?」にこれらのタイトルがTOP7入りしています
ランキングでは、『シンフォニア』は3位
シリーズ数17作を考えると、トップ級でオススメの作品となります
ランキングをみるに、重視されているのは総合力の高さ
ストーリー、キャラクター、戦闘など
初3D作品にもかかわらず、『シンフォニア』の完成度は高いです
古いハードを持っていない人
この『シンフォニア』
GCから発売され、PS2にもリリースされています
それに続き、PS3、PC(海外限定)でリマスター
今回Switch・PS4・Xbox Oneでも、再びリマスターされました
ここまで書くとわかりますが
古いハードを持っていれば、遊べてしまいます
逆に、最近ゲームを始めたばかりだったり
若い層のゲーマーなら、今回のリマスターは「買い」とも言えます
携帯機でプレイしたい
発売されるリマスターには、スイッチ版があります
今まで発売されたハードで唯一の携帯機となります
普通に遊ぶと、30時間程度
サブイベントや、やり込み要素を加えると40~50時間ほど
長いゲームなので、体制を変えられたり、場所を選ばなかったり
携帯機のスイッチには、独自の利点があります
PSと、Xboxには性能的に不利な面もありますが
20年前のゲームなので、しっかりリマスターされていれば、性能差の問題はありえません
豪華特典付き
リマスターには、二種類の特典版
『超特装版』・『特装版』が発売されます
特典内容
- ファイングラス(複製原画)
- 『超特装版』限定
- グラス2個セット
- コースター
- パスケース
- ステッカー
『超特装版』が¥24,980+税
『特装版』が¥11,980+税
『超特装版』がアソビストア、『特装版』がアソビストアと、プレミアムバンダイで購入可能
商品については、こちらの公式サイトから詳しく載っています
これとは別に、店舗特典も存在します
店舗特典
買わないほうが良い人
- 『シンフォニア』をプレイ済み
- 戦闘システムが古い
- 昔のハードを持っている
- 最新ハードで快適に遊びたい
- 『ラタトスクの騎士』は未収録
いい作品ですが、モデリングが20年前のポリゴン
さらに戦闘システムも古く、“マルチラインリニアモーションバトル”を採用
なんの事かというと、操作キャラと、ターゲットした敵を結んだ直線上のみ移動可能というシステム
戦闘中、360度移動することができません
リマスターと呼べるのか
解像度と、フレームレートが話題となっていますが
じつはSteam版が発売されたときも、この問題が騒がれました
リリースされたのは、2016年2月
当時のハイエンドグラボとしては、PS4や、Xbox Oneを圧倒的に凌駕するほどの性能でした
ですがPC版の『シンフォニア』は、30FPSという低フレームレートで発売
海の向こうでの話だったので、国内ではあまり知られませんでしたが
海外のテイルズファンには、「手抜き移植」といわれ揶揄されます
今回のリマスターでも、同じことをしているらしく
フレームレートに関しては、PC版や、PS3版と同様に劣化しています
GC | PS2 | PS3 | スイッチ・PS4 | |
解像度 | 480p | 480p | 720p | 1080p |
FPS | 60FPS | 30FPS | 30FPS | 30FPS |
解像度がHD画質から、フルHDに向上していますが
もとがGC・PS2時代のポリゴンなので、劇的な変化はありません
まとめ
問題を一言でいえば、大した変更点もないのに値段が高いことに限ります
2,000円前後から、高くても3,000円台が適正価格でしょうか
フレームレートが30FPSだったり
PS3のリマスターにはあった続編の『ラタトスクの騎士』が未収録だったり
変更点といえば、720p→1080pになったことだけ
多少3Dポリゴンがスッキリ見えるくらい
今回買うなら、特典狙いだったり
どうしても、携帯機であるスイッチでプレイしたいなど
あくまで個人的な意見ですが
特装版は除いた、ソフト自体はどんどん値下がりすると予想しています
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