【フォーエバーブルー ルミナス:評価】前作とは別ゲーだった話

ゲーム
スポンサーリンク

『フォーエバーブルー ルミナス』が発売決定

 約15年ぶりにフォーエバーブルーの最新作『フォーエバーブルー ルミナス』が発表されました

Wii時代に発売されたタイトルで、ダイビングシミュレーションの名作です


2007年8月に一作目『フォーエバーブルー』が発売

やり込み要素を加えた二作目『海の呼び声』が2009年9月にリリースされ、高評価でした


久しぶりの新作ですが、当時遊んでいた学生がすでに社会人になっているほど古い作品

目立つ作品ではなかったので、当時のゲーマーでも知らない人も多いはず


そこで「フォーエバーブルーとはどんなシリーズなのか」

遊んでみた感想をまとめました

この記事でわかること

  • 『フォーエバーブルー』ってどんなシリーズ?
  • 『ルミナス』のシステムを紹介
  • 過去シリーズとの違い
  • 「本作は面白いのか?」『ルミナス』の評価

フォーエバーブルーの歴史

 先ほど述べたように、フォーエバーブルーといえば二作目の『海の呼び声』が高評価なシリーズ

なにが高評価だったかと言うと、好評だった探索をそのままに、やり込みが充実していたところ


『海の呼び声』の評価ポイント

  • スケールの大きいメインストーリー
  • 300種類以上の海洋生物
  • 多数のやり込み要素

ストーリーに沿ってのんびり海中を探索するのは当然として

深海を冒険したり、サルベージでお宝を探したり

やり込み要素も豊富で、生物図鑑の登録や、イルカを調教、水族館のプロデュース


最初の『フォーエバーブルー』で探索部分が好評

二作目の『海の呼び声』でできることが増えたということです

そこで新作の『ルミナス』にもシリーズを踏まえた要素を期待されているというワケです

前作とは全くの別作品

 事前情報通り、『ルミナス』には気になる点がいくつかあります

それは前作『海の呼び声』とは全くの別ゲーということ


PVで紹介されいた通り「最大30人のマルチプレイ」や、「潜るたびに変化する海」など

本作はマルチプレイや、ソロでひたすら探索するのがメインとなります


前作で評価されていたメインストーリーや、水族館のようなやり込み要素は『ルミナス』では存在しません


のんびり探索するのが楽しい作品だったWii時代のシリーズ

真逆のマルチプレイ要素がどう働くのか解説していきます

各モードの解説

 画像は海外のPVとなりますが、基本は日本語版と一緒

日本語版では右から

  • みんなでダイビング
  • ひとりでダイビング
  • 調査本部

となります


「みんなでダイビング」がオンラインプレイ

「ひとりでダイビング」が一人用のモード

「調査本部」というのがストーリーモードとなります


ストーリーといいますが、じつはただのチュートリアル

『海の呼び声』のような一本大きなストーリーではありません

1-1、1-2のように、チャプターごとにシステムを覚えさせる内容です

ゆる~く繋がるオンライン

 今作の目玉、オンライン要素

最大30人でマルチプレイが楽しめます


ソロプレイと違うのは2点

  • 探索した情報を共有可能
  • ミッション達成の効率化

アイコンを海洋生物や、お宝に貼り付けることができます

他人とすれ違えば、お互いのマップ情報が自動的に共有されます

相手がつけたアイコンが確認できるので、効率よく珍しい生物や、お宝を発見できます


ミッションの達成が簡単なのもマルチプレイのメリット

マップ上には調べると“ノイズが走る生物”が存在します


見つけるとミッションがスタート

一匹見つければ、残りはマップ上に赤い範囲で表示されます

良くも悪くも、マルチだとすぐに達成されます

やり込み要素

 『ルミナス』のやり込みは

  • 生物・お宝図鑑
  • 装備・エモート
  • ツクモ99盤
  • 実績の解除

この4つとなります


「ツクモ99盤」とは石板のこと

この石板には、今作の舞台であるベールド海の歴史が記されています

マップ上にいくつか点在して、99個存在します


楽しいかは別にして、全コンプリートするにはかなりの時間を必要としそう

前作の『海の呼び声』と違い、水族館や、プライベートリーフはなし

『ルミナス』の総合評価

 一言でいえば「情報通りだった」というのが感想

過去シリーズを期待していた人ならガッカリするはず


ここがポイント!

ソロプレイで過去シリーズのように、のんびり探索することは可能

ただしミッションや、ランダムマップなど、ゲームの設計がマルチプレイ前提

ストーリーがなく、マップ埋めも意味がうすいので、過去作のノリで探索すると作業感があります


二作目の『海の呼び声』とは全くの別ゲーでしたが

初代の『フォーエバーブルー』からストーリー部分を排除して、オンラインに全力投球しています


最後は『ルミナス』特有のゲームシステムについて語りたいと思います

ランダムマップについて

 今作の探索地であるベールド海は潜るたびに変化するランダムマップ

もう一度おなじマップに行くには、シード値をメモしておく必要があります


とはいえ細かく地形が変化するわけでなく、沈没船・深海・流氷地帯などがバラバラに配置されます

毎回新しいマップで潜れるというのが売りですが、何度か潜ると既視感を覚えます


ソロとマルチの違い

 もう一つのポイントは、ゲームテンポのはやさ

ソロプレイは従来通りのんびりできますが、マルチプレイは落ち着いてプレイするのは無理でした


ミッションの開始・終わりにプレイが中断され、アナウンスが入ります

生物の解説を読んでても突然アナウンス画面に変えられます


さらにミッション完了後、特殊な生物が出現します

この生物、プレイヤーたちが解析したあとは逃げてしまうので、急いで場所を特定する必要があります

その他

 そのほか細かい点をまとめてみました

  • 解説は音声つき
  • 過去作と比べ、キビキビ泳げる
  • ストーリーはチュートリアル
  • UIが悪い
  • 過去シリーズの生物も登場
  • オブジェクトのグラフィックが悪い
  • サメのような狂暴な生物に接触してもノーダメージ
  • ミッション開始・完了するタイミングでプレイが中断される

ストーリーはチュートリアルですが、条件がありスムーズに進みません

ソロや、マルチで生物をスキャンしないと解放されず、解放されても既にソロ・マルチプレイで知るであろう内容を紹介されます


UIが酷いのもすぐに気がつく欠点

解説の文章にアナウンス情報が被ります

タイトルとURLをコピーしました