第二話「ウォーゲーム」の比較・解説まとめ
今回のタイトルは、「ウォーゲーム」
そんなワケで、今週は映画『ぼくらのウォーゲーム』のオマージュがメインです
第二話から、石田ヤマトが登場
ちなみに、原作では三話目がヤマト回、ガブモンが進化して二人の絆を深めるストーリーでした
オマージュ回ということで、「ウォーゲーム」と、映画『ぼくらのウォーゲーム』
この2作の比較・解説になります
前回と同じく、あらすじを、序盤・中盤・終盤、に分けて解説していきます
1話の解説・感想はこちら↓
序盤のあらすじ
前回の終わりに登場した、石田ヤマト
タイチは、ヤマトと、ガルルモンに助けられた
ヤマトたちは、デジタルワールドの異変を止めようとしていた
米軍のシステムが乗っ取られたことを、コウシロウから聞かされる
タイチはヤマトは協力し、敵デジモンが乗っ取る米軍システムがへ向かう
序盤の比較・解説
前回に続き、石田ヤマトが仲間になりました
原作では、7人が一斉にデジタルワールドに飛ばされます
ここからは、原作とは全くの新展開になります
ヤマトの第一印象ですが、原作とは少々違います
原作のヤマトは最低限、必要なコミュニケーションはしていました
寡黙なところは似ていますけどね
今作のヤマトは、タイチと協力する気はなし
タイチが自分たちと合流するように提案していましたが、ヤマト自身は乗り気はない様子
この石田ヤマトというキャラクター
コウシロウと同様、家庭に問題を抱えたキャラクター
原作『デジモンアドベンチャー』放送当時、多様な家庭問題が認知された時代でした
それに伴い、家庭環境に問題を抱えるキャラクターがピックアップされる流れがありました
中盤のあらすじ
米軍のシステムが乗っ取られた影響で、潜水艦からミサイル攻撃を確認
タイチとヤマトはミサイルのコントロールエリアに向かう
一方その頃、一話の事件により停車していた車両から、太一の母とヒカリが下車
ヒカリは、なにか異変のようなものを感じていた
コントロールエリアに到着した、タイチたち
コントロールシステムはアルゴモンによって支配されていた
ヤマトが敵陣に突っ込む
タイチもあとに続こうとするが、ヤマトの制止によりを拒否される
戸惑うタイチだが、敵の中に一匹だけ進化したデジモンがいた
ヤマトは自身が囮になり、タイチが敵のボスを倒すことを考えていた
タイチはヤマトの作戦を理解すると敵のボスに攻撃する
敵デジモンを追い詰めたが、完全体に進化してしまう
ピンチに陥るタイチたち
ヤマトには作戦があるが、危険な作戦に躊躇していまう
ガルルモンやタイチたちの決意により、ヤマトは作戦実行を決意する
ヤマトの作戦は、ゼロ距離からの全力攻撃
相手のデジモンに噛みついたガルルモンと、グレイモン
全火力を集中し、相手に叩き込む
中盤の比較・解説
ここからは、『ぼくらのウォーゲーム』と同じ展開です
米軍からミサイルが発射され、阻止するために敵デジモンを倒すという流れ
ちなみに、デジタルワールドの移動が映画と似ていました
ヤマトが囮になりますが、今作のヤマトは結構無茶をする性格なのか
原作では、無茶をするタイチと、安定策をとりたがるヤマト
方向性の違う二人は作中よく喧嘩をしてました
一方、タイチの周りを見ていないようで見ている性格は一緒でした
そして、追い詰められた敵デジモンが完全体になるんですが
ここで世代ごとの強さの解説
ゲームが分かりやすいのですが、デジモンワールドにいるデジモンは成熟期以下がほとんど
完全体以上に進化できるデジモンは稀で、完全体からみれば成熟期は子供のようなもの
世代間の実力は雲泥の差があります
だからこそ、今回完全体に進化された状況は、タイチたちにとってかなり不利な状況でした
そして、ヤマトの作戦により敵完全体を撃破
終盤のあらすじ
ようやく戦いが終わり、安堵するタイチたち
が!またしても、敵デジモンが進化する
そして、潜水艦からミサイルが発射
グレイモン、メタルガルルモンで攻撃するが、全く効果がない
そして、コウシロウが調べた結果、ミサイルの目標地点は東京だった
敵デジモンの攻撃に、倒れるタイチたち
とどめを刺すためタイチたちに攻撃が放たれ、辺りは光に包まれた
コウシロウが諦めかけたそのき、パソコンの画面に一つのデジタマが
デジタマの中から、純白のマントをまとったデジモンが現れる。
終盤の比較・解説
敵デジモンが進化しましたが、究極体へ進化
まさか、2話目で究極体が出るとは思いませんでした
ちなみに、初期の頃には究極体の概念はなく、初代デジモンワールドなどは完全体止まり
圧倒的ピンチにタイチたちのデジヴァイスが輝き、デジタマが誕生
オメガモンの登場には驚きました
グレイモンとガルルモン、成熟期からワープ進化してジョグレス進化とかなり端折った進化
今後のストーリーにオメガモン以上のデジモンが登場するのか少し心配です
ミサイル発射からのオメガモン登場は、『ぼくらのウォーゲーム』と一緒
「ウォーゲーム」の感想
やはり、原作から20年近くたっているので、アクションシーンは迫力がありますね
特にガルルモンと、グレイモンが相手に組み付くシーンの動きは必見
ヤマトの性格が微妙に変更
原作では、タイチの意見とよく対立していました
こっちのヤマトは人見知り気味
今作も、自身の友情の紋章にある意味に悩んだりしそう
題名が「ウォーゲーム」な時点で、映画にかなり寄せてくるのは分かってました
かなり懐古びいきな回でした
あと、挿入歌がないのが寂しい…
以上が第二話「ウォーゲーム」の解説・感想でした。
そして、次回第三話は「そしてデジタルワールドへ」
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