PCゲーマーが遭遇するおま国
毎週水曜日はHumble Bundleの更新日。PCゲーマーにとってはワクワクの曜日なんですが
はい出ましたおま国
PCゲームをプレイ始めた方や、家庭用ゲームのコンシューマーをプレイしている方には、聞き馴染みのない用語ですが
おま国とは:リージョン制限のため特定の国・地域から購入できないことを示すネットスラング 「売ってるがお前の国籍が気に入らない」あるいは「お前の国には売ってやんねーよ」 の略とされる ―wikiより―
今回のバンドルが見事におま国バンドルだったのです
Humble Bundleに限らずFanaticalでも同様、
セガ・バンダイナムコ・スクエアエニックス・カプコン、などなど
日本のゲーム会社が日本ユーザーに規制をかける傾向にあります
おま国バンドル『Humble Capcom MEGA Bundle』の紹介
Humble Bundleから『Humble Capcom MEGA Bundle』が登場
ロックマン・デビルメイクライ・バイオハザー、などなど
カプコン製のゲームがセットになったお得なバンドル!!
Humble Bundleを知らない方は↓こちら
VPNを使えば、おま国を回避、購入可能でしょう
(ここでは紹介しません。興味のある方は検索して自己責任で)
掲示板の情報によれば、一部のタイトルではアクティベートも同様にVPNが必要とのこと
なぜおま国はあるのか
理由その1:コンシューマー機や他社との契約
家庭用ゲーム機メーカーや、参加してる企業との契約によるもの
PUBGのブームでPCゲーマーが増加したのが原因なのか
最近だと大作は発売日にリリースされるなど、おま国規制は依然と比べ大分改善しました
しかし、現在もおま国なシリーズは存在して
- バンナムのジャンプ系ゲームは完全にNG
- 『ドラえもん のび太の牧場物語』は遅れてSteamにリリースされる予定
- 『モンスターハンターワールド:アイスボーン』はリリース遅れ
このことから推察すると、メーカーはPCでプレイされると、困るゲームがあるようです
というのも、PCだとダウンロード販売がメイン、小売りの影響を受けません
さらに、セール時にはPS4・スイッチなど家庭用ゲームよりも、安く販売されます
さらに、さらにメーカーからすれば、Steamには返金システムがあり、売り逃げが出来ません
理由その2:ローカライズの問題(おま語)
PCゲーム市場がまだ育っていない時期の話
海外産のゲームを日本でリリース
その時、ゲーム会社にローカライズを任せる場合におきます
ゲーム自体の権利は海外の会社が所有
ローカライズの権利は他の会社にあったり、ややこしい状況になることがあります
ローカライズに費用がかかるので、国内では発売されないパターンも(当時のゲーマーは海外のPC版を購入するか、コンシューマー版を遊んでいた)
現在ではSteamなど、気軽に海外のゲームを国内から購入することが可能
そのため、ローカライズされていない状態(日本語がない)
そのゲームがSteamなどに並ぶ
ローカライズされていないゲームは購入することが可能な場合があります(テラリアなど)
ちなみに、他の海外のAAAタイトルは日本語対応してます
理由その3:PCゲーマーの数が少ないから
以前ファルコムが「なぜSteamで日本語版を出さないのか?」という問いに対して
と回答し物議をかもしました
なお現在は日本語版が発売
以前は『英雄伝説』シリーズなどがおま語状態でしたが、現在は一部日本語対応と改善中
「PCのゲーマー人口が少ない」というのは何だったのか…
コンシューマーユーザーにも関係が
このおま国問題、家庭用ゲーム機ユーザーにも関係があります
Humble Bundleでは、PS4向けにもセットになったバンドルをリリースすることがあります
ですが、そのほとんどがおま国!
買えたとしても海外のアカウントでないとコードを有効化できなかったり
おま国は国内のゲーマー全員に関係があったりします
まとめ
「PCでリリース?はい、おま国おま国」というのが当たり前だった時代
以前とくらべると、おま国に関しては大きく改善しています
少々メーカー側には、厳しい内容になったと思います
Steam Remote Play Togetherの登場により、オフラインCoopでもオンラインで協力できるなど
テイルズのような複数でプレイできる和ゲータイトルなど、
一部の日本のタイトルが国内でプレイ不可能なのは非常に残念です
Humble Bundleの紹介記事を書こうとしたら、『おま国』記事になった話でした
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