『ホロウナイト』が評価される理由
2017年の発売から、すでに4年が経過している『ホロウナイト』ですが
今更ながら、25時間ほどかけてクリアしました
グリム巡業団の2戦、真エンディングを終えて、一旦クリアとしたわけですが
コンテンツとしては、闘技場や、ボスラッシュ、追加エリアなど、あと50時間ほど遊べば完走できるといったところ
ほどほどとは言え、一応はエンディングを迎えたので
「なぜ『ホロウナイト』が世間で評価されているのか」について、まとめていきたいと思います
重要な4つの要素
なぜこのゲームの評価が高いかというと
それは、“システム同士の相乗効果によるもの”という話なんですが
『ホロウナイト』が持つ、4つの要素がこちら
- ソウル
- チャームによるスキル
- 釘による剣アクション
- メトロイドヴァニアのマップ
サイトのレビューや、記事を読んでみると、個々のシステムについてバラバラに評価されていますが
これらを個別に評価しては無意味で
もっと言えば、うえで書いた要素をひとつひとつ評価すれば、さらにデキが良く、楽しい作品はあります
それでは、「システムがお互いに干渉し合ってる」とは、どういうことかというと
ソウルは能力や、HP回復で活用されます
一部のチャームには、ソウルを消費して放つ能力も存在します

またチャームの中には、釘のリーチや、攻撃速度を変化させるもの
移動速度や、ダッシュが変化するものなんかも

そんなスキルで消費されたソウルを釘による攻撃で回復できます
そして獲得したスキルや、アクションを駆使して、入り組んだマップを探索
移動・攻撃・スキル発揮・HP回復
このゲームで取るべき行動すべてが、上であげた4つの要素なしでは成り立たないということです
問題点
ここまで高評価な『ホロウナイト』ですが、一言いいたいこともあったりします
というのも、メトロイドヴァニアという、アリの巣のようなマップにしたのは英断でしたが
相性や、設計がマズい部分があるのも事実です
具体的には
まずは1つ:移動方法が乏しい
高速で移動するスキルはあるのですが、直進でしか進めないので移動方法としてはイマイチ
ワープ地点を設置するスキルもありますが、私の場合は6~7割進んだ時点でゲット
ほかにも列車に乗るチケットを取り逃すなど、メトロイドヴァニアという要素が仇になっています
続いてその2:風景が同じ
鉱山、森林、胞子地帯など、地域ごとには違いがありますが、その地帯では変わり映えのしないのが難点
迷いやすくもあり、単調な印象もあるので、目印のような物が欲しかったところ
マップを売ってくれるNPCもすぐに見つかるとは限らず、ここでもメトロイドヴァニアというか設計の甘さがありました

最後は3つ目:リトライ性の低さ
「ボスの目の前でリスポーンさせろ」とは言いませんが、任意の場所でセーブできるようにして欲しかったのが本音
まとめ
マップの問題点はありますが、Steamの評判どおりのゲームでした
難易度は確かに、ほかの2Dアクションと比べると高め
ですが、個人的にゲームの難易度、特にソロプレイにおいて
難易度でプレイするかどうか判断するのは、ナンセンスだと考えていて
そのゲームに何時間費やせるかを基準にしています
『ホロウナイト』だと、隠し要素なしなら、20時間前後でクリア可能
Steamのレビューだと、100時間以上プレイしている人もザラですが
20時間前後、このゲームに費やしてみたいと思えれば買いなゲームというのが総評です
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