第11話「カマイタチ」
2021年10月に放送開始した新作『デジモンゴーストゲーム』
あらゆるデジモンコンテンツを踏まえ、あらすじに沿った感想をまとめました
あらすじ&感想
瑠璃と、アンゴラモンが写真を撮っていると、突風におそわれる
危うく怪我をするところだったが、アンゴラモンはなにかを察していた様子
最近、夜中にどこかへいなくなるアンゴラモン
そのことに不信感を覚える瑠璃だったが、アンゴラモンに訪ねてもはぐらかされてしまう
あくる日、予定があるというアンゴラモン
やはりなにをしているのかは話してくれない
ヒロに相談してみるが、瑠璃の不満はおさまらない様子
ところで、ヒロによると謎の突風がウワサになっているよう
瑠璃は一人で例のウワサがあった公園へ訪れる
ふたたび突風に襲われ、カメラで撮影するが破壊されてしまう
犯人はキツネのような胴体と、鋭い刃物のような尻尾にそれぞれ意識がある、謎のデジモンだった
瑠璃からの連絡をもらい、ヒロたちは公園へと向かう
謎のデジモンの正体は、レッパモン
尻尾はその切れ味を示したく、胴体は人間に危害を加えることを拒んでいた
レッパモンの暴走に巻き込まれそうになった瑠璃だったが、アンゴラモンに助けられる
なにか解決の方法があると考える瑠璃
話し合いをさせようと、レッパモンに説得しようとする
地の利はレッパモンにあったが、ヒロたちが到着
2対1となり、なんとかレッパモンを大人しくさせた
問題なのは、切れ味をみせつけたい尻尾と、誰も傷つけたくない胴体
そこでアンゴラモンがデジモンたちの集会へ参加するように提案
集会でだされる紅茶
それに入れるレモンを切ってほしいと頼む
「くだらない」と尻尾は一蹴するが、アンゴラモンが話にのせる
「うまく行くわけがない」と尻尾は言うが
うまく行くかは誰にもわからない、だから話し合って互いを尊重すべきだと、瑠璃は言った
事件は解決され、瑠璃と、アンゴラモンも元の鞘に納まった
後の展開(予想)
今回はアンゴラモンの進化回かと予想していましたが、そんなことはなかったようです
というのも、今作『ゴーストゲーム』は何度かいった気がしますが、進化するペースが遅めにつくられています
以前のシリーズでは、キャラクターたちと、パートナーデジモンが出そろえば、次の回はすでに進化していました
そして、順々に進化して、敵を倒す
敵を倒すと、新たな敵が現れて、つぎの段階へ進化というのが、従来の流れ
『ゴーストゲーム』では”倒す”という解決法を意図的に使わないようにしていると、インタビューで語っていました
進化して強くなり、敵にうち勝つというストーリーではないようなので、そういった理由も関係していそう
そして今回、なんとなく進化する条件が描写されていました
それはヒロと、ガンマモンが瑠璃を助けに向かうシーン
ガンマモンが「オレ飛ぶ、今日はいける!」と言い、宣言通りに進化
しかも、ピンポイントで飛行形態のカウスガンマモンへ進化
どうやら、ガンマモン自身の明確な意思と、ヒロもそう意識するのが進化条件のひとつだと予想しています
そして「今日は」というセリフから、ガンマモン自ら進化できる時と、できない時はわかっている様子
ジェリーモンがテスラジェリーモンに進化した時を考えると、食べ物自体が必要不可欠というわけではないようですが
瑠璃に呼び出されたカフェで、チョコパフェを食べていたので、それもなにか関係がありそう
ところで、アンゴラモンが進化するとジンバーアンゴラモンになるそうです
Googleをはじめ、各SNSや、動画サイト、検索すればほとんどの情報が手にはいる昨今
正解にたどり着きやすい世の中ですが、そう簡単にいかないのが現実
話し合い、互いの意見を尊重する
一方的なやり取りになりやすい、デジタル社会だからこその風刺回でした
来週は、第12話「不幸ノ手紙」
キヨシロウが叫びそうな回です
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