10倍楽しめる豆知識【ロードス島戦記:ディードリット・イン・ワンダーラビリンス】評価&レビュー

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10倍楽しむシリーズの知識

 『ディードリット・イン・ワンダーラビリンス』をプレイするため

『ロードス島』シリーズ、全て読破しました!


そんなワケで、ロードスファンになったわけですが

このゲーム、シリーズを読めばより楽しめるようになっています


とはいえ、全作品23巻

読破するのに4ヶ月ほどかかりました


「ゲームをやるなら、すべて読め!」というのは酷な話で

そこで、ゲーム作中にでてくる重要な要素を”10個”まとめてみました

そもそも『ロードス島戦記』とは

新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)

 テーブルトークRPG(『ソード・ワールド』)のプレイをもとに元にした作品で

日本のファンタジー作品の源流にあたります


「ロードスという名の島がある。」という序盤のフレーズがお馴染み

ロードスという、神々の戦いにより切り離された孤島が舞台となります


1988年からスタートして、現在も続編が発売中

シリーズとしては;



この3作品が主軸となり、メインストーリーとなります

(連載中の『誓約の宝冠』がありますが、まだ1巻目の序盤)

作中では語られなかった話である番外編も数冊出版されています

パーンとディードリット

[水野 良, BronzeEYE STUDIO, 出渕 裕]の新装版 ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下) (角川スニーカー文庫)
新装版 ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下) 

 『戦記』の主人公であるパーンと、ヒロインのディードリット

『ディードリット・イン・ワンダーラビリンス』をプレイする際、この2人だけ覚えていればなんとかなります


パーンは正義感に熱い、熱血タイプの男

ディードリットは好奇心旺盛で行動的

パーンに近づく女性に嫉妬したりと、思春期の女性らしい一面も


『戦記』においては、この2人がロードス島をグルっと一周する話となります


ちなみに、どうしてエルフの耳は長いのか

日本人が考える「ザ・エルフ」を作ったのがディードリット

耳がピンと長いのは、日本人だけがもつエルフのイメージです

ハイエルフとは

[水野 良, 出渕 裕]のハイエルフの森 ディードリット物語 (角川スニーカー文庫)
ハイエルフの森 ディードリット物語

 ディードリットたちハイエルフは、帰らずの森という閉ざされた地域に住んでいます

ほぼ永遠といわれるほど長寿で、ディードはまだ160歳と村のハイエルフでも最年少です


ディードたちハイエルフは、高貴な設定なのですが

彼女は一族でも変わり者で、チャンスがあり村から出てしまいます


ハイとあるので、エルフの上位種ですが上下関係はありません

妖精界という、異次元に住んでいるのがハイエルフ

人間たちが住む、物質界に住んでいるのがエルフと呼ばれいます

精霊使い

ロードス島戦記-ディードリット・イン・ワンダーラビリンス- – Switch

 魔法をつかう方法として3パターン存在します


  • 古代語魔法(ハイ・エンシェント)という、古代に開発された魔法語を駆使する方法
  • 精霊たちの力を借りて、召喚する精霊魔法
  • 神官が神に祈りを捧げて行使する神聖魔法

これらを自らのマナ(魔力)を消費して、発動します

ディードリットたちハイエルフは精霊使いで、高い精霊力をもつのが特徴です

妖精界

 ロードスがある世界は、そもそも「始原の巨人」から誕生しています

巨人は孤独に耐えかね、焼身自殺してしまいます


その躯から、神々や、竜が誕生

物質界・妖精界・精霊界など、世界が神々によってつくられます

ハイエルフたちは、その巨人の灰から生まれた巨木「世界樹」から誕生した種族となります


ゲーム中のワープは、この妖精界を移動するという設定

『ロードス島戦記』シリーズ第一巻である『灰色の魔女』で、妖精界をパーンたちが通ります


妖精界では、物質の概念が通用せず

時間の流れも違ったり、鉄などの物質が見えなくなったり

物質世界の住民からすると、危険な世界でもあります


『ポケモン』のタイプでフェアリーの弱点が鋼となりますが

こういった設定が元になっているようです

灰色の魔女

ロードス島戦記RPG

 「灰色の魔女」とは、古代語魔法を開発した古代王国の生き残り

シリーズの時系列では、その王国は大昔に滅ぼされています


“灰色”という異名は「ロードス全体を平和の白とも、戦争状態の黒とも言えない、灰色の状態に保つ」

波がなく、大きな変動のないロードスにするのが目的


500年ほど、ロードスは灰色の魔女の暗躍によって支配されています

平和な時代は闇の勢力に、争いが絶えない時代はそれを治める勢力に加担します


その実力は確かで、強力な魔法使いであり、戦士だったりします

パーンは魔女の支配からロードスを開放するため旅立ちます

ロードス島に生息するドラゴン

ロードス島戦記-ディードリット・イン・ワンダーラビリンス

 ドラゴンといえば、ファンタジーの花形ですが

もちろんロードスにも登場します


ロードス島には5匹の強力なドラゴンが生息しています

始原の巨人の鱗から生まれたドラゴンはエンシェントドラゴンと呼ばれる種


ロードスの島にはそのエンシェントドラゴンも住んでいて

各地にシューティングスター・マイセン・ブラムド・エイブラ・ナース

ロードス島戦記-ディードリット・イン・ワンダーラビリンス

この5匹のドラゴンですが、古代王国の財宝を守るため呪いをかけられています

そのため作中でも、各地にドラゴンが点在しています

魔神

[山田 章博, 水野 良]のロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(下) (カドカワデジタルコミックス)
ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(下)

 古代魔法帝国時代の遺跡にある「最も深き迷宮」

そこに封印されていたのが魔神王


シリーズ2作目の『ロードス島伝説』は魔神との戦い


復活した魔神王が魔神を召喚

ロードス各地で魔神が大量に出没します


魔神そのものが強敵で、ロードスが滅びかけたほど

討伐のため、ロードス中から「百の勇者」が集められます


ちなみに、『ロードス島伝説』には漫画版も出版されています⤵

六英雄

[水野 良, 山田 章博]のロードス島伝説5 至高神の聖女 (角川スニーカー文庫)
ロードス島伝説5 至高神の聖女 (角川スニーカー文庫) 

 ロードスを魔神の驚異から救った英雄

それが「六英雄」と呼ばれています


ベルト・ファーン・ウォート・ニース・フレーベ・「灰色の魔女」

この6人がロードス各地で英雄と讃えられています


作中では、フラウスという「ファリスの聖女」もこの英雄たちと行動を共にしていましたが

魔神王との戦いで戻ってきたのは、この6人だけ


この話は『ロードス島伝説』で語られており、『戦記』の30年前の話

フラウスを含めた六英雄は、吟遊詩人の詩によって語り継がれています

アシュラムとピロテース

黒衣の騎士 (角川スニーカー文庫)

 パーンと、ディードリットには対象的なライバルキャラクターが存在します

黒衣の騎士アシュラムと、ダークエルフのピロテース


彼らはロードスの南東に位置する、暗黒の島と呼ばれる「マーモ国」に属しています


ベルト率いるマーモですが、ロードス統一を目論んだ結果

「灰色の魔女」の計略や、パーンの活躍により、マーモの野望はついえることになります


アシュラムと、ピロテースは臣下を従え、ロードスの地を去ることになります

まとめ

ロードス島戦記-ディードリット・イン・ワンダーラビリンス- – Switch

 ディートリットはパーンや、仲間たちとロードス各地の争いをおさめて

ロードスの騎士パーンに連れそった、永遠の寿命をもつハイエルフの女性


ディートと、パーンのことを知っていれば、ストーリーで置き去りにされることはないはず


平成初期からあるシリーズなので、登場人物や、設定がさまざま

ストーリーも楽しもうと思うと、それなりに原作知識が必要です


ゲーム事態はシリーズ初作品の『ロードス島戦記 灰色の魔女』が中心となっています

「読もうかな」と迷っている方は、そちらだけでもぜひ手にとってみてください


漫画版も発売されています

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