『ポケモンGO』勢がすぐに始められるポケモンシリーズとの違い

ゲーム
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「ポケモンデビュー」or「復帰勢の方々へ」

 2019年から、2022年の今日現在

毎年コンシューマ作品がリリースされ、ポケモンラッシュが続いています


そして、2022年11月18日

今年最後に発売するのは『スカーレット』と、『バイオレット』


今作を期に本編を始めようというポケGO勢や

『赤・緑』『金・銀』などの復帰勢もいるはず


そこで、『ポケモンGO』から流用できる知識や、変更点をメインに

『ルビー・サファイヤ』前後の旧バージョンから変わった仕様をまとめてみました

『ポケモンGO』との共通点

  • ポケモン集め・図鑑埋め
  • 育成&バトル
  • 種族値・個体値システム
  • 色違い
  • オンラインマルチ

 『ポケモンGO』はARを主軸にした、虫捕りや、虫相撲をデジタル化したゲーム

対して、本編のゲームはレベルを上げて、冒険をするRPGです


どちらもポケモンの捕獲と、バトルを楽しむのは一緒

大きく違うのは、「ポケモンの育成システム」


とはいっても、種族値や、個体値でポケモンの強さが決まることや

色違いが発見しやすくなるイベントがあるのも一緒

(コミュニティデイとは違い、あるマップで出現率UPというもの)


オンラインシステムも一部『ポケモンGO』と共有している部分もあります

『ポケモンホーム』で『ポケモンGO』と連携すれば、本編にポケモンを転送することができます

※ただし一度『ポケモンホーム』へ送ると、『ポケモンGO』には戻せないので注意


『ポケモンホーム』はiOS、Android、スイッチで使用可能となります

無料・有料プランがあって、利用できる機能に制限があります


『ポケモンホーム』の有料プラン

  • 1ヶ月:360円
  • 3ヶ月:600
  • 12ヶ月:1,950

例えば、預けられる数が無料だと30匹まで、有料なら6,000匹

GBA~3DSの旧作から連れてくる『ポケモンムーバー』と、『ポケモンバンク』との引っ越し機能は、有料版限定となります

※2023年3月28日(火) 9時にDL終了。その後無料(期限不明)

https://www.pokemon.co.jp/ex/pokemonhome/

『ポケモンGO』との相違点

 ポケモンの「育成システム」が違うということ

逆にいえば、育成システムの違いさえ把握しておけば、ポケGO勢ならすぐに遊べるということです


もちろん、細かいところは遊びながら覚える必要がありますが

ゼロから遊ぶユーザーより、有利にスタートが切れるはずです

アクション要素はゼロ

 ポケモン本編はRPGです


『ポケモンGO』のように指でなぞってボールを投げたり

もちろん実際に歩いて、キャラクターが移動したりしません


ボールの種類を選ぶ楽しさはありますが、投げるのはアイテム覧から選択するだけ

キャラクターの移動はスティック操作で自転車や、ポケモンを利用したものとなります


操作難易度としては、『ポケモンGO』のほうが難しいです


ですがタッチ操作や、ボタン操作が皆無なワケではありません

一部ミニゲームや、楽しみ要素としてアクション要素があったりします

『ソード・シールド』では、キャンプをしたり、木の実でカレーを作るときにアクション操作がありました

ポケモンバトル

 バトルシステムさえ把握すれば、新作への準備は万全

本編のポケモンバトルは、TCGのようなカードゲームと似ています


『ポケモンGO』では技をタッチ、連打をして戦いますが

本編では基本的に1vs1で、ポケモンが技を交互に出して対戦します


例えば、ピカチュウと、キャタピーでバトルをすると;

  1. ピカチュウが先攻で、でんきショック
  2. キャタピーが後攻で、たいあたり

一撃で倒されない限り、一度は攻撃のチャンスがあるということ

これを体力が0になるまで、交互に繰り返します


ちなみに、先攻・後攻はステータスの素早さで決まります

タイプ相性

 『ポケモンGO』を初めてプレイした時、一番驚いたのがコレ

本編と、『ポケモンGO』では、タイプ相性が微妙に違います


具体的にはゲーム本編だと、飛行タイプには地面タイプの攻撃は無効、0となります

ほかにも効果が全くないタイプの組み合わせがいくつかあります


とはいえ、タイプ相性は全部で324通り

「タイプ多すぎだろ!」や、「そんなに覚えきれない!」という意見もごもっとも

ですが、心配は無用


最近のポケモンでは技を選択したとき、「ばつぐん」、「いまひとつ」という表示あります

攻撃をするとき限定ですが、タイプ相性を覚えていなくても効果的な攻撃ができるようになっています


「じゃあ、覚えなくても良い」かというと、そういうワケにもいきません


相手の攻撃を受けるか、ひかえのポケモンに交代するのか

タイプ相性をある程度把握していないと、判断ができません


ここの判断がポケモンバトルの重要な部分といえます


そこで「なぜそのタイプに、このタイプが”ばつぐん”or”いまひとつ”なのか」

各タイプ相性の理由を考察、解説してみましたので、そちらを参考にしてみてください

特性・性格

 PLを上げて、CPの高いポケモンをゲットする

『ポケモンGO』だと、これが育成の基本です


本編も同様に、強いポケモンを準備するというのは一緒ですが

「特性」、「性格」という要素が重要になってきます


まずは特性

これは何かというと、それぞれのポケモンが1つ持っている「特殊能力」でしょうか

例えば、ゲッコウガなら特性”げきりゅう”を持っています

(げきりゅう:HPが1/3以下の時、『みず』タイプの技の威力が1.5倍になる)


この特性、それぞれのポケモンに数種類あって、その中から1つの特性をもっています

先ほど例にあげたゲッコウガなら、隠れ特性である”へんげんじざい”のゲッコウガもいます


ジェラルドンの特性

特性のなかには、特定のタイプによる攻撃を無効または、吸収(回復)してしまうものもあります

弱いポケモンでも特性により、ある条件では強力なポケモンとなる場面もあります


本編のポケモン作品には、20種類の「性格」があります

これはランダムに決定されます


性格により、上がりやすいステータスが変化します

例えば、「わんぱく」な性格なら、防御が上がりやすく、その代わり特攻が低く育ちます

「おくびょう」なら、素早さが上がりやすく、攻撃が低くなります


攻撃のパラメータが高いポケモンなら、特攻が下がる性格を遺伝するように育てます

とはいえ、これはあくまで対人や、やり込み要素を遊ぶのに必要なだけ

ストーリーのみを楽しむつもりなら、「性格」については必要のない知識です

道具の存在

 タイプ相性、特性ときて

道具もバトルで重要な要素となります


ポケモンは2作目から、道具を持たせることができるようになりました


どんな道具があるかというと;

“たべのこし”というアイテムなら、1/16ずつ回復したり

“きあいのタスキ”なら、どんな攻撃でも残りHP1で耐える(1度切り)


技マシンのような、持たせても効果のないアイテムもありますが

ポケモン交換では持たせることで、マスターボールのような貴重な道具の交換にもつかうことがあります


昔はバッグにはいる道具の上限が決まっていたので、一時的にポケモンに持たせて容量を節約することもありました

しかしバッグの容量が無限となったので、無用のテクニックとなりました

2種類の攻撃

 タイプによる違いだけじゃなく、その攻撃が物理的か、そうじゃない特殊型かに分かれます

文字通り、爪や、拳など、肉体をつかった攻撃が物理

あるいはビームや、炎を吹くなど、ポケモンの生態を利用した攻撃を特殊と呼んでいます


「この違いに意味はあるのか?」という話ですが、それにはパラメータが関係してきます


『ポケモンGO』だと、HP・攻撃・防御の3つ

これらの高さがCPに反映されます


本編だと、HP・攻撃・防御・特攻・特防・すばやさの6つのパラメータが存在します

「特攻・特防・すばやさ」が増えています


ここで話は「2種類の攻撃」に戻ります

物理の技が攻撃のパラメータ

特殊な技が特攻のパラメータをもとに計算されます


逆に、相手の物理技は防御のパラメータ

相手の特殊技は特防のパラメータが反映されます


これは大事なポイントで

いくら効果抜群でも防御のパラメータ高いポケモンだと、物理の技では体力をあまり削れないことがあります


例えばイワークや、ハガネールの岩・鋼タイプなど、いかにも頑丈そうなポケモンは防御が高いことが多いです

そういった場合は、”ほのおのパンチ”のような物理技は避け、”かえんほうしゃ”のような特殊技で攻めるのが定石です

旧作との相違点

  • フェアリータイプの追加
  • どこでもボックスを利用可能
  • 色違いの確率を変更
  • 技によって物理・特殊が決まっている
  • 技マシンが何度でも使用可能
  • ひでん要員が不要に
  • 名前が6文字
  • 経験値が全ての手持ちに入る

 『X・Y』からフェアリータイプが追加

猛威を振るっていたガブリアスをはじめ、ドラゴンタイプを牽制するため、ドラゴン無効のフェアリータイプが増えました


『Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』から、ポケモンセンターのパソコンにあるボックスが不要になりました

手持ちのポケモンから、直接ボックスへポケモンを出し入れ可能となっています


色違いの確率も変更

より出現しやすくなっています

具体的には、第6世代以降は1/4096と約半分くらいの確率となっています

また、アイテム”ひかるおまもり”や、DLCの『エキスパンションパス』では、さらに色違いが出現する確率を上げることができます


第3世代まではタイプによって、技の物理・特殊が決まっていました

第4世代から、技ごとに変更されました


技マシンも使い捨てシステムが廃止

と思われましたが、『ダイパリメイク』でまさかの使い捨てシステムの復活

『バイオレット・スカーレット』でも使い捨てかも、という噂があります


第7世代の『サン・ムーン』から、秘伝システムが廃止

特定のポケモンや、自転車でなみのりするなど、手持ちのポケモンに覚えさせる必要がなくなりました


ニックネームが6文字まで可能となったのは、そのままで

経験値が手持ちすべてに入るように変更

一匹だけレベルを上げてゴリ押しするのが効率的でしたが、手持ち6体でも効率的に遊べるようになりました

まとめ

 「6つのパラメータ」、「タイプ相性」に、「特性」

持っている「道具」と、「物理技・特殊技」


新たに覚えることはありますが、詳しい内容を覚えなくてもOK

その存在さえ知っていれば十分楽しめます

ゲーム内で何度も目にするでしょうし、説明してくれる住民や、トレーナーも出てくるはずです


ポケモン作品自体未経験だと、そもそもタイプ相性の概念すら把握していないはず

システムは違いますが、本編から踏襲した要素も多く、『ポケモンGO』をプレイしているか、そうでないかの差は大きいです

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