ゼルダファンなら見逃せない『スカイウォードソード』
Wiiで発売された『スカイウォードソード』
リマスター版が2021/07/16に、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』として復活
ゼルダシリーズに珍しく、賛否の評価があるタイトル
ですが、『ブレスオブザワイルド』からゼルダに入った方にはオススメな作品
問題点がはっきりした作品なので、どこが不評だったのか
スイッチ版で、どう改善されているか
ブレワイ勢から、ゼルダシリーズに興味を持った方へ
プレイすべき『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』を紹介します
物語のターニングポイントは2作
2Dゼルダシリーズを6割ほどプレイ済み
3Dゼルダに関しては、すべての作品をクリアしています
その経験からいうと、ストーリー的に重要な作品が2つ
最も重要なのは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
そして、それに次ぐのが『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
この2つの作品は、シリーズの時系列に変化があった作品
ほかのシリーズの物語に、大きく関わってきます
全てを解説すると、ネタバレになるので深くは言及しません
ただ、この2作はシリーズの根幹
ゼルダ史をさかのぼると、『時のオカリナ』と、『スカイウォードソード』にたどり着きます
不評だった『スカイウォードソード』
歴代のゼルダシリーズは、売り上げ・評価ともに高水準
外伝的な作品をのぞけば、各シリーズで400~800万本を売り上げています
『スカイウォードソード』はというと、352万本
「これシリーズで一番じゃないか!?」と思いましたが、世間の反応はイマイチでした
なぜ、こんなにも売り上げが落ちたのか
通常のWiiリモコンでプレイできないのが、一番大きな理由ですが
低評価を観察すると共通するのが、“リモコンと、剣の操作を連動したシステム”に関連したこと
『スカイウォードソード』は、Wiiリモコンのモーション操作を採用
リンクが、上下左右・斜め、計8方向から剣をふるシステム
この方向は、プレイヤーのWiiリモコンと連動
従来のシリーズでは、剣の当たる方向にリンクを移動させる必要がありました
このシステムだと、ガードが空いている方向にリモコンを振るだけ
複雑で、面倒な操作方法におもいますが、操作工程を考えるとモーション操作のほうが快適です
ここまで聞くと「なんだ、面白そう」と思うかもしれません
「はい、面白いです」が、初期のWiiリモコンにモーション機能を後付けする『モーションプラス』が曲者
モーション検知の反応が悪いのか、思った方向に攻撃できないという事態が発生
センサーバーと、窓が干渉したり、原因も様々ですが、プレイで誤作動が起きるのは問題でした
(モーション機能が内蔵された『Wiiリモコンプラス』を使用。こちらは問題なくクリア可能)
では、この操作性の悪さが『スカイウォードソード HD』で改善されているのか
発売前なのであくまで予測ですが、答えは”イエス”
問題なく、プレイヤーの予測通りの方向へ剣をふれるでしょう
「なぜそう言える?」というと、『1-2-Switch』や、『リングフィット アドベンチャー』の操作不満がないから
すでに他のタイトルで、より複雑な操作を達成しています
またWii時代とは違い、モーションによる検知ではなく、ジャイロによる検知でしょう
『スプラトゥーン』のジャイロに採用されるほど、緻密な操作が可能です
(個人的意見ですが、ジャイロならマウスエイムの9割前後は精度がでます)
一番のハードルだった、操作性のシステムが問題が解消されています
『ブレス オブ ザ ワイルド』にはない魅力
『BOW』の前作であることから、できないことも多いです
- メイン武器は、基本1種類
- 崖や、壁が登れない
- 馬がいない(代役として鳥)
- 箱庭マップ
10年ほど前の作品なので、仕方ないといえば仕方ない
ですが、がっつりストーリーがある点
歴代でも完成度の高い謎解きダンジョン
などなど、『BOW』にはない魅力があるのも事実
詳しい違いや、システムの解説は、別の記事でも解説をしています
個人的に一番影響が大きいと思ってるのは、画質と、フレームレート(描画数)のUP
さきほど紹介したとおり、剣を振るアクション性のたかいシステムです
Wii時代から、動きのなめらかさが倍は大きい変化です
アクション性は高いですが、慣れればボタン操作よりも快適
『BOW』をクリアできた方なら、『スカイウォードソード』も問題なくエンディングをむかえれるでしょう
『BOW』は、以前のシリーズから大きな変化をとげたゼルダ作品
従来のゼルダシリーズを体験するには、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』はおすすめです
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