『オラなつ』は『ぼくなつ』のアナザー作品
ぼくのなつやすみが発売されたのが、2000年6月22日
当時、朝のニュースで特集をしていたのを覚えている
大まかな内容は、「大人に好評な、子供に不評という珍しいゲーム」というもの
当時、世間では、若い世代を中心にゲームが流行っていた
子供にはつまらなく感じるのに、大人はハマるということで話題になった
しかし、そんな『ぼくのなつやすみ』シリーズも、続編がないまま10年以上が経過
「『ぼくのなつやすみ4』が最後かぁ」と思っていたら、『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み』の発表
全シリーズを遊んだワタシとしては、このゲームを見逃す手はない
『ぼくのなつやすみ』シリーズとの違い
10年ぶりのシリーズの復活…とはいえないのが『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み』
タイトルにあるように、クレヨンしんちゃんのキャラクターで一新されている
もともと、シリーズの発売がソニー
「こればかりは仕方ない」(というより、どうしようもない…)
最初の七日間だけ遊んでみたが、『ぼくのなつやすみ』とは似てるようで違う
残念ながら、『オラなつ』では削られた要素がおおい
絵日記
![](https://m.media-amazon.com/images/I/71mAO5e92PS._AC_SL1500_.jpg)
絵日記システムは健在
仕様としては『ぼくのなつやすみ 4』に近い
日々の出来事はもちろん
虫や、魚なども一緒に記録することが可能
図鑑
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2021/07/クレヨンしんちゃん-オラと博士の夏休み_オラ夏_評価_感想_レビュー_06-min.png)
日記とは別に、虫と、魚が記録される
時代なのか、標本にすることは不可
虫相撲がないので、3Dモデルはない、絵のみ
恐竜バトル
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2021/07/クレヨンしんちゃん-オラと博士の夏休み_オラ夏_評価_感想_レビュー_05-min.png)
今回はシリーズ恒例の虫相撲が廃止…
代わりとして、恐竜バトルが実装
ジャンケン形式のムシキングのようなゲーム
正直言って、かなりテンポが悪く、ゲーム性が低い
新聞記事
夏休み中、達成した目標を新聞記事に掲載できる
書いた記事数に応じて、おこづかいが支給される
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2021/07/クレヨンしんちゃん-オラと博士の夏休み_オラ夏_評価_感想_レビュー_03-min.png)
目標はストーリーを進めたり、虫・魚を取ったりすることで達成が可能
遊んでいると勝手に達成されるので、毎日キャップ(編集長)に話しかければOK
野菜栽培
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2021/07/クレヨンしんちゃん-オラと博士の夏休み_オラ夏_評価_感想_レビュー_02-min.png)
野菜栽培といっても、『ぼくなつ』の朝顔とおなじ
畑に行って、じょうろの前でボタンを押すだけ
収穫した野菜は、おつかいで消費
頼まれた数を納品すれば、おこづかいをもらえる
DJ
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2021/07/クレヨンしんちゃん-オラと博士の夏休み_オラ夏_評価_感想_レビュー_04-min.png)
近所のバー「ダンシングジロー」にあるDJ機器を使って、DJあそびができる
BGMをミックスして、店の音楽を変えることが可能
ちょっとした、遊び要素
できることが少なくなった夏休み
高速で移動可能な「けつだけせいじん」や、プテラノドンによる移動など、UIまわりが向上している
シリーズから、約10年ぶりに発売されたこともあり、操作面では遊びやすい
肝心の中身については、虫相撲や、遊泳など、シリーズでも恒例だった要素がなくなっている
釣りに関しても仕掛けというより、遠・近、2種類の竿をえらぶ仕様に変更
『ぼくなつ』なら、釣った魚は食卓に並ぶイベントはなし(7日間プレイした限り)
虫捕りもだが、ストーリーと、ゲーム部分との関係がうすい
『ぼくのなつやすみ』を期待して『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み』を買うつもりなら、別モノと思ったほうがいい
ストーリーや、キャラクターについては、クリア後にUPする予定
なにかシステムや、ゲーム部分について、発見があればここで追記するつもりだ
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