大人でも楽しめる『カービィ ディスカバリー』
幼少期や、友達と複数人でワイワイ遊ぶなど、カービィを遊んだのは『星のカービィ Wii』以来
『カービィ』シリーズのコンセプトは、アクション初心者や、苦手な人でも楽しめるというもの
初心者とはいえないほど、そこそこアクションゲームは経験済み
加えて、ぼっちのおっさんが買うには、なかなか判断に困るゲームです
結論からいえば、買って正解
簡単すぎて楽しめるか不安でしたが、そもそもカービィを動かしていて楽しい
難易度的には『スーパーデラックス』や、『星のカービィ64』、『星のカービィ Wii』などと比べると、一番難しいかも
大人を楽しませた3つの要素
シリーズ初といえる3D作品である『ディスカバリー』
グラフィックのデザインは、『星のカービィ64』で3D化されてますが、ステージに奥行きがある3Dマップは今作が初めてとなります
その3D化を支える、3つ新要素がこちら
- 能力進化
- ほおばりヘンケイ
- 探索
能力進化と、ほおばりヘンケイは、ダイレクトや、PVで紹介されていたので、知っている方も多いはず
探索に関しては、マップが3D化されたので、探索する範囲がひろがっています
おすすな人
- 『カービィ64』を楽しめた
- アクションが初心者 or 苦手だが挑戦したい
- 探索が好き
ほかにも、『マリオ3Dワールド』や、『クラッシュバンディクー』にも似ています
これらの作品が好きな方も、楽しめるはずです
“能力進化”で威力・性能UP
『ディスカバリー』の新要素、“能力進化”が目玉の一つ
『星のカービィ64』のミックスコピーや、『星のカービィ Wii』のスーパー能力のような、新登場のシステム
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2022/03/カービィ_ディスカバリー_攻略_コピー能力_最強_クリア_評価_レビュー_感想_01-min.png)
進化させるには、“レアストーン”を消費します
「トレジャー」というミニゲームや、コロシアムの商品で入手が可能です
例えば、ファイアーを進化させると、ボルケーノに
さらに進化させると、ドラゴニックファイアとなります
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2022/03/カービィ_ディスカバリー_攻略_コピー能力_最強_クリア_04-min.png)
新要素”ほおばりヘンケイ”
今作の舞台は、荒廃した都市
崩れた建造物や、人工物など、各地に文明の跡があります
それらをほおばって、カービィがヘンケイする
というのが、“ほおばりヘンケイ”
ステージを進むと、キラキラとひかるオブジェクトがあります
ひかるオブジェクトがあれば、ほおばりヘンケイが可能という合図
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2022/03/カービィ_ディスカバリー_攻略_コピー能力_最強_クリア_評価_レビュー_感想_02-min.png)
車や、自動販売機、ネオンの文字、ロッカーなど、種類は豊富
ほおばりヘンケイは攻撃だけでなく、探索にも必須の要素となります
探索
シリーズの例にもれず、本作も探索が豊富
3Dとなり、奥行きが追加されたので、探索範囲も増えています
探索要素のメインとなるのが「ワドルディの救出」
ステージに隠されている、囚われのワドルディを見つけ出します
歩き回って探すのはもちろん
コピー能力や、ギミックと、いくつかパターンがありますが
ほおばりヘンケイを使うことで、隠し要素があるマップへ入ることが多いです
自動販売機をほおばれば、硬いブロックを破壊できたり
三角コーンをほおばれば、足元を崩すことができます
コピー能力をつかって、ほおばれるアイテムを出現させる
そしてギミックや、お題をクリアして、ワドルディを救出
紹介したのは、あくまで一例
ゼルダのような謎解き要素も存在します
「ここはどうなの」という欠点
巷でも高評価な本作ですが、実際遊んでいると粗さがしもできるというのが事実で
気になった点がいくつかあります
誰でも気になったであろう、本作のカビィーは無限には飛べません
見えない壁があり、想定されている高さまでしか届きません
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2022/03/カービィ_ディスカバリー_攻略_コピー能力_最強_クリア_評価_レビュー_感想_03-min.png)
上から抑えられているような状態
そして『星のカービィ64』のように、息がつづかないように失速して、高度が下がっていきます
想定したとおりに進んで欲しいのか
ステージの高さを出したり、天井をつけたり、「ほかにやりようがあったのでは…」というのが本音
隠し場所や、特定の行動をする“ミッション”が各ステージに存在します
ステージクリアで開放されるのとはべつに、ミッションのお題をこなすとワドルディが救出できます
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2022/03/カービィ_ディスカバリー_攻略_コピー能力_最強_クリア_評価_レビュー_感想_04-min.png)
なにが悪いかというと、最初にステージを遊ぶさい、ミッション内容が不明というところ
一周目で回収可能な内容でも、存在をしらないとスルーしてしまうことがあります
あえてミッションの内容をふせる利点が不明です
感想・まとめ
新要素であるコピー能力の進化・ほおばりヘンケイ
それらを駆使して、マップを探索
隠し要素をみつけて、進んでいく
これらが3D化した『ディスカバリー』のポイントです
「マリオシリーズが難しい」というユーザー向けに開発されたカービィですが
飛べる・体力制・攻撃可能というシステムをとりいれ、アクション初心者や、苦手な人でも遊びやすい仕様です
『スーパー・デラックス』で2人プレイが実装され、『星のカービィ Wii』では4人プレイが可能に
簡単に、みんなで楽しんでもらうというのが『カービィ』シリーズ
「幻のカービィ」という、ボツになった案があったそうですが
実は、その中に3Dの箱庭カービィがあったそうです
技術的な理由なのか、クオリティ不足でお蔵入りになったそうです
十数年を経て、完成した『カービィ ディスカバリー』
大人でも楽しめる内容の作品でした
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