『デュープリズム』ってどんなゲーム?当時のファンが解説

ゲーム
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隠れてしまった名作

 『ファイナルファンタジー』は当然として

『クロノ・トリガー』『サガフロンティア』『ゼノギアス』などなど


後に合併する『ドラゴンクエスト』の勢いもありましたが

PS時代のRPG市場で、スクエアは無類の強さを誇っていました


実際、売上も現在とは比にならなず

約89万本売りあげた『ゼノギアス』でさえ、合格点を貰えず続編の話が頓挫


そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのスクエアから『デュープリズム』が発売

結果は約14万本、北米では約10万本


インタビューでも語られていました

原因は宣伝不足

20周年を迎えた『デュープリズム』を振り返る! 読者から届いたコメントに、開発陣からは喜びの声が─ファンが今できることも聞いてみた【インタビュー】 4ページ目 | GameBusiness.jp
プレイステーションソフト『デュープリズム』は、今も多くのユーザーに愛され続けているアクションRPGです。今回は本作の20周年を記念し、当時の思い出や開発秘話に迫るインタビューをお届け! どうぞご覧ください。

スマホも、ましてやSNSなんて当然ない時代

口コミや、テレビのCMがおもな情報源


メディアの露出も少なく、遊ぶ人も少ない

ゲームが面白いかどうかは関係なく、世間に認知されないままとなってしまいました


実際、私も『デュープリズム』をゲーム雑誌についてきた体験版で知った口

CMもあったそうですが、観た記憶がありません

ソフトを手に入れるのも、売っている店がなく、かなり苦労した記憶があります

『デュープリズム』の挑戦

 スクエアの全盛期に発売された『デュープリズム』

もちろん、内容は素晴らしい作品

体験版を遊んで、即購入を決意するほどです


そんな『デュープリズム』はゲーム内で、ある挑戦をしていました

PS時代を体験した人なら、ピンとくるはず


答えから話すと、その挑戦は「ムービーを使わないこと」でした

ここで言うムービーは、3Dのモデルを使わないもの

特定のイベントシーン専用に作ったものです


PSが普及したことにより、容量や、処理に余裕ができます

いわゆる「ムービーゲー」の始まり


スクエア作品だけでなく、

OPにアニメのようなムービーを付いたり、話の合間などに3Dの映像が使われるようになります


そんな時代にあえて、ムービーを使わなかったのが『デュープリズム』

今でこそ「ムービーゲー」と揶揄されていますが、早い段階で映像美だけに頼らない作品として発売されました

『デュープリズム』のいま

 『ゼノギアス』が売上結果から、続編のGOサインを貰えなかった話はしました

それは当然、『デュープリズム』も同じ


『デュープリズム』の開発スタッフは、『ゼノギアス』、『クロノ・トリガー』と被っているそう

『クロノ・クロス』を開発した後、モノリスソフトを設立

紆余曲折を経て、現在は任天堂の子会社として『ゼノブレイド』シリーズが発売されています


『デュープリズム』のリメイクや、続編は難しい話でしょうが

一部とはいえ、20年以上経っても『デュープリズム』の開発陣がつくったゲームが遊べるのは凄いこと



 2022年12月26日

RTA Japanで『デュープリズム』の走者がいるそう

その影響で『デュープリズム』がTwitterのトレンド入り


便乗して書いた『デュープリズム』の思い出記事でした

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