これまでのピクミン
![](https://gorakuhunter.com/wp-content/uploads/2023/07/ピクミン4-体験版-シリーズ-違い-レビュー-評価-感想-07-min.png)
『1』は日数制限があり、シリーズで最もシビア
任天堂作品の中でも難しいゲーム
『2』は日数制限を廃止し、紫・白ピクミンが登場
操作キャラが二人に増え、地下探索によりボリュームが大幅UP
『3』は操作キャラが3人へ増え、岩・羽ピクミンが登場
ミッションモードや、対戦モードと、本編以外にも遊べる要素を追加
そして、本作『ピクミン4』
7月21日(金)に発売して、全マップの調査率を100%で一旦クリア
一周ストーリーを終えて感じたのは、本作の難易度と、やり込み要素の進化
ピクミンシリーズは見た目のデザインから手に取りやすい作品ですが、ほかの作品とくらべ難易度が高め
操作能力・判断力・マネジメント能力と、要求されるスキルがやけに高いシリーズです
『4』では新要素であるオッチンと、カイハツ装備によりその問題も解決されています
『2』の地下探索、『3』のミッション・バトルモードが『4』でも継続
前作のボリューム不足から、一気にシリーズ最高のボリュームとなりました
それでは難易度と、やり込み要素について深堀していきます
新たな相棒”オッチン”
新たな相棒として、宇宙犬”オッチン”が登場します
このオッチン、スキルを覚えることにより本作の難易度が激変します
これまでは操作キャラが2~3人とただの分担役でしたが
人間としても、ピクミンとしても活躍できるのがオッチンの強み
覚えるスキルも強力で、戦闘力は赤ピクミン並みか、それ以上
運搬力は最終的に紫ピクミンを優に超えます
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こう聞くと「ヌルゲーじゃん」と思うでしょうが
スキルを覚えされるのはプレイヤーの自由です
苦戦したり、快適さを求めるなら、オッチンにスキルを覚えさせればよし
もっと難易度を上げたいなら、スキルを封印するのもプレイヤー次第
また、操作キャラとオッチンにカイハツ装備で強化要素もあります
体力や、移動速度、炎や電気耐性をつけることが可能
『4』の難易度は、『2』にスキルや、装備システムを追加した感じ
高低差があるマップ
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『1』と、『2』は特に、ピクミンといえば遠くからふかんする視点
『4』では世界観に没入できるように、地形の変更や、カメラ視点をより動かせるようになりました
この変更はフィールドの物や、ピクミンのサイズが感じられるようするため
詳しくは『ピクミン4』の開発インタビューで語られていて、実際それを体感できます
![](https://www.nintendo.com/jp/interview/ampya/sns.png)
世界観の話だけでなく、カメラ操作が柔軟になり操作もしやすく、周りの状況も把握しやすくなっています
やり込み度がUP
だいたい3日間遊び続けて全マップの調査率を100%でクリアしました
現在はやり込み要素をプレイ中
ここまで40時間程
10時間ほどでストーリーをクリアできる『ピクミン3』はボリューム不足でしたが
『4』ではそれを解消
ストーリーや、マップ探索だけでなく、本作はやり込み要素が3つあります
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一つはダンドリチャレンジ
『3』のミッションを”ダンドリチャレンジ”と名前を変更
ストーリー中、各所にあり、決まったマップで制限時間以内にお宝や、物資を集めるモード
集めた量や、タイムに応じてスコアが決まり、評価をもらえます
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もう一つはダンドリバトル
前作、前前作ではプレイヤーが二人必要な対人戦のみでした
今回からはCPU戦が導入され、これもストーリー中に挑戦することになります
最後は本編とは別にある番外編のストーリー
ネタバレにもなるので詳しくは語れませんが、これは3~4時間前後でクリア可能でした
良い点
既に書いたように難易度と、ボリューム、やり込み要素に関する改善点が目立ちます
さらに過去作に関係する敵や、会話もあり、新規勢だけなく過去作経験者も楽しめる要素があります
そして、あえてここまで書かなかった、“夜の探索”について
『4』からはシリーズでは御法度だった夜に遊べるモードがあります
ただし探索と名ばかりで、夜はピクミンを使った”タワーディフェンス”となります
夜ではヒカリピクミンのみが使用可能
全耐性持ちで、しかも仕事を終えるとプレイヤーの元に戻るスーパーピクミンです
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狂暴化した敵はヒカリピクミンの巣、”ヒカリ塚”にウジャウジャ進行してきます
太陽が昇るまで防衛できればクリアとなります
ちなみに、残ったヒカリピクミンンは洞窟で使うことが可能
強力なピクミンなので、これも難易度を下げる要素となっています
悪い点
ゲーム自体に悪い点は数か所
3種類のピクミンまでで攻略自体は可能ですが、初見だとどこに何があるかは不明
数回ピクミンを取りに戻ることがありました
ただ、オニオンを移動させる場所が各所に設けられているので、不便さは軽減しています
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一番困ったのが、オートロックの判定
かなり強く引っ張られる感覚があり、指示に時間がかかったり、ピクミンがあらぬ方向へ
敵が密集してると指示先が把握できないなど困った場面が多々あります
良い点でも”夜の探索”を挙げましたが
ストーリーの都合上、夜の探索を十数回やることになります
正直、飽きました
ヒカリピクミンを貯めて突撃させると相手がスタン状態になるのでクリアが簡単
探索要素もないので、マップが違っても変わり映えしないのが残念でした
まとめ
難易度調整、探索、やり込み要素が高水準
個人的にシリーズで一番遊びやすいと思います
ところで、スイッチでは歴代のシリーズ全て遊ぶことが可能
すでにDL版は発売済みですが、パッケージ版が9月22日に発売予定
日数制限があり奥深い『1』
ピクミンや、お宝の種類が増えた、長く遊べる『2』
ナンバリングタイトルですが、両作とも良い点が違うので興味のある方はぜひ遊んでみてください