Equilinox:シミュレーション苦手な人にもオススメ
実は、一番苦手なゲームがシミュレーションだ
ジャンルとしては好きなゲームだが、
なぜかCiv系をプレイすると都市は滅亡され、
シムシティ系をやるとお金がなくなる…
筆者のシミュレーションのプレイスキルがお粗末なのは事実だが、
『Equilinox』はシンプルなゲームデザイン
なので非常にプレイがしやすい!
ゲーマーとして弱点ともいえるジャンルの『Equilinox』
なにが筆者を惹きつけたのか、その魅力を3つのポイントに絞り、紹介する
理由その1:シンプルなシステム
このゲーム、日本語がないのだが、
それでもシステムは簡単に理解できる
- 環境を植物で整える
- 動物を配置する
- 生物を進化させる
大まかな工程はこの3つ
Grassland(牧草地)・Forest(森)・Woodland(林地)などなど
環境を広げる低コストの草花を植えると環境がイッキに広がる
動物の住処が完成すれば、あとは配置するだけ
環境さえマッチしていれば、適正な個体数まで自然に増えていく
環境が整わないまま動物を配置しても、餓死したり、繁殖がしない
なので、植物→動物の順番は、最後まで変わらない基本のシステムだったりする
生態系が問題なく周っているなら、動植物を進化させるタイミング
個体の大きさ・色・周囲の環境、これらの条件を満たしていれば進化することが可能
例えば、カモからクジャクに進化するには、ハチの巣を食料にするカモが条件
基本は進化を繰り返し、配置できる動植物がアンロックされていく(ノーマルモード)
そして、それぞれの動物にはDP(ポイント)が存在し、それが通貨代わりになる
理由その2:ゲームオーバーはほぼナシ
動物の存在自体がコスト代わりになるのだが、
環境さえ整えれば、どんどん動物は増えるのでコスト切れがない
そして、動物がいない=コスト切れなので、ワールドを上空から確認するだけで、
どの環境が悪いのか一目で把握できる
とはいえ、条件を達成すればDPが貰えることもあるので、よほど無尽蔵に配置しないと金欠にはならない
理由その3:生態系のバランスが絶妙
「コストが尽きないなら、簡単すぎてつまらないじゃないか?」
と思うかもしれないが、全くそんなことはない
ここで筆者のつくった雪山バイオームをみて欲しい
鹿と、羊が食べる植物を配置し、オオカミを後から投入してみた
これが単純なAIだと、オオカミが草食獣たちを食べつくしてしまうが、
実際そんなことは起こらず、鹿・羊・オオカミの個体数は自然な数を保っている
では、なぜオオカミが狩りつくしてしまわないのか
オオカミを放って、しばらく観察してみてると、ある3つのことが判明した
- 空腹のタイミング
- 行動範囲
- 狩りの失敗
とくに観察していて面白かったのは、狩りの失敗
オオカミが羊を追い回したが、襲われると草食動物が側も逃げるらしい
そして、羊を狩りそこなったオオカミは、空腹でそのまま死んでしまった
もう一つ見て欲しいバイオームがある
こちらはWoodland(林地)のバイオーム
熊がアンロックされたので、さっそくここに投入してみた
もちろん、こちらの草食動物も狩りつくされていない
しかし、こちらも観察していると、雪山とはまた違った事情で環境を保っていた
どうやら、熊は積極的に動物を狙うことはなく、木の実や、蜂の巣を食べていた
熊のAIは、動きまわる草食獣より、固定された位置にある植物を好むようだ
まとめ
この『Equilinox』というゲームは、非常にシンプル!
しかしシステムや、AIのバランスはしっかりとれているシミュレーションだった
テラリウムや、観察などが好きな方は、ぜひプレイを!
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