平均点の高い『マリオRPGリメイク』
先日発売したリメイク版『マリオRPG』
ラスボスを倒し、再戦ボスと、裏ボス、スーパージャンプ100回を達成しました
収集物は集めきっていませんが、「9割は遊んだかな」というところ
現在のプレイ時間は15時間
バトル要素や、収集要素、ミニゲームを遊びつくすと多くて30時間前後
ここまで遊んだ感想としては;
RPG初心者にもオススメな遊びやすい作品
やり込みを含めると、原作から2~3割程度(5時間以上)ボリュームUPしています
原作を遊んだのが大昔で忘れていた部分も多いですが
「原作を遊びやすいくした現代版」というのが原作既プレイヤーとしての感想です
良かった点・悪かった点
良かった点
一番感じたのが「数値のバランスが良い」という点
ボタンを押すタイミングでダメージが増減する本作
リズミカルで、軽快に進むのが『マリオRPG』の特徴
進行のリズムを崩さない、ゲーム内数値のバランスが非常にいい
このゲームテンポの良さは、これが源だと考えています
完全3Dグラフィックや、協力技の新要素がありますが
個人的に一番嬉しかったのがUIの改良
- 装備変更したのときのステータス上下
- 地図によるスキップトラベル
- 弱点技のヒット時に「じゃくてん」が表示
- スーパージャンプの回数表示
- コイン表示の上限突破
他にもイージーモードにすればクリア後のレベル上げも簡単だったり
かなりノンストレスで遊べるように改善されています
悪かった点:なぜ低評価の声があるのか?
高評価な本作ですが
巷では80点前後の評価が多いようで
悪く見れば「100点ではない」ということ
なぜそんな評価になるかというと、「古い」の一言に尽きるかと考えています
ボタンを押すタイミングがあるとは言え
戦闘自体は単純な数値の足し引きのオーソドックスなRPG
大手や、インディーズにさえ名作RPGが溢れる昨今では厳しいのかもしれません
さらに個人的に気になったのが、“雰囲気が明るくなった”ところ
完全3Dとなり、比較しなくても分かるくらい画面が明るくなりました
プレイは快適になりましたが、影が落ちて見えない部分がほとんどありません
例えば、ラスボス戦の背景のような怖い雰囲気は全くなし
子供にとっては遊びやすくなったと思いますが、原作の雰囲気が好きな人はちょっと残念なところ
細かいところでは、テキストボックスや、効果音の変更
例えば、プクプクがやられた音や、フライパンの効果音が軽くなっています
まとめ
リメイク作品として、原作を壊さず丁寧に作られている『マリオRPGリメイク』
RPGに興味があるがクリアする自信がなかったり、スーパーファミコン版を懐かしく思う人ならオススメ
ただし、前評判を覆すほどの変化や、大幅なボリュームUPはなし
RPGというジャンルで言えば、同社では『ゼノブレイド』シリーズや、大正義『ポケモン』
サードソフトなら『ドラクエ』シリーズや、『FF』シリーズのリマスター
インディーズの名作や、バーチャルコンソールもあるので、ボリュームや、値段で比較すると厳しいかなという印象です
とはいえ、個人的には楽しめた本作
PVを観て興味を持った方には、オススメのリメイク作でした