高評価の『メトロイド ドレッド』
リメイクの『リターンズ』から、4年ぶりの新作
約20年前に発売したGBAの『フュージョン』からの続編となります
もはや原作より、スマブラで有名なサムスですが
「サムスを知っていても『メトロイド』を知らない」とか
「原作自体を遊んだことがない」という人も少なくないハズ
そんなメトロイドシリーズですが、探索型アクションゲームとしてはゲーム史に残る作品
本作の『ドレッド』でも、その面白さは健在。評判通りの傑作でした
「『ドレッド』から、メトロイドを初めて遊ぶ」という人も大丈夫
作中で説明もありますし、↷の公式サイトでも解説があります
元祖メトロイドヴァニア
『メトロイド』と、『悪魔城ドラキュラ』からつくられた造語である「メトロイドヴァニア」
メトロイドヴァニアとは
- 2D横スクロールアクション
- アリの巣のような洞窟のようなマップ
- 能力を得て、探索範囲が広がる
メトロイドヴァニアの元祖の一つである『メトロイド』
当然ですが、『メトロイド ドレッド』にも、その要素が継承されています
マップは複雑ですが、新しい得た能力を駆使して、進めるように設計されています
SteamなどのPCゲーム市場では、山のようにあるジャンルですが、ここまで綺麗に進める作品はメトロイドシリーズの特徴です
進化したグラフィック
じつに27年ぶりに発売された、据え置きのメトロイド
3DSで発売された『リターンズ』も携帯機ゆえ、実質GCよりすこし劣るグラフィック
一気にグラフィックが進化した『メトロイド ドレッド』ですが、ムービーシーンや、演出も大幅に進化
ボス戦中に敵が光った瞬間、メレーカウンターを決めると、反撃する演出がスタート
大ダメージを与えつつ、一方的に攻撃可能になります
タイミングが難しいですが、ド派手なムービーが流れます
覚醒するサムス
毎度シリーズ恒例、序盤で事件に巻き込まれて、前作のパワーアップ状態を失います
まっさらな状態のサムスですが、“エイオンアビリティ”は健在
3DSで発売された『サムスリターンズ』から実装されたシステムですが
ゲージを消費して発動するタイプの能力になります
透明になる“ファントムクローク”や、瞬間移動する“フラッシュシフト”など、通常のアビリティより派手で、優秀な能力が多いのが特徴
ゲージを消費するので、連発が不可能という弱点もあります
歴代のシリーズより、かなりアクション性の上がった本作
発売前に予想して大外れした、右スティックを使用したフリーエイムはありませんでしたが、操作性自体は上がっていました
具体的には、移動や、壁キックなどの切り替えしがスムーズなところ
キビキビ動くので、素早く移動と、戦闘を楽しめます
新要素”EMMI”
『ドレッド』で一番の新要素である“EMMI”
一部のマップに出現するマシーンで、常にレーダーを駆使して追い詰めていきます
捕まると、捕獲演出がスタート
ムービー中に、EMMIが光った瞬間にカンターを決めると、脱出が可能
EMMIは、マップ上に数体存在
白い機体の通常タイプのほかに、黄色や、青といった特別な能力をもつEMMIも登場します
『ドレッド』の攻略には、EMMIからどう逃げ切るかが必須になります
まとめ
シリーズをプレイした筆者でも、今作は文句ない名作
- 機動性の高いアクション
- グラフィックの進化による演出
- 従来のマップ設計に新要素”EMMI”の追加
EMMIについては「じっくり探索できない」など、不評の声も聞きます
手前からリスタートするので、個人的にはそこまでのストレスはないと言ったところ
スイッチや、Amazonのゲームでもセルランキングでトップ
6割以上が★4~5を付けている高評価
とはいえ、他のアクションゲームと比べると、難易度はそこそこ高めです
コメント