第40話「螺旋海岸」
2021年10月に放送開始した新作『デジモンゴーストゲーム』
あらゆるデジモンコンテンツを踏まえ、あらすじに沿った感想をまとめました
あらすじ
素直に謝る
年を重ねるほど邪念が増えるので、これほど難しいこともありません
第40話「螺旋海岸」は、そんな「謝罪」がテーマのお話です
開始早々、ガンマモンがタブレットを噛み、破壊したことが発覚
第40話の予告文に「誤って壊した」とありますが、噛みついたのに「誤る」とはどういうことなのか
いたたまれなくなったガンマモンは、ムキになりヒロを終始無視する始末
そんな二人のもとに、エピスモンがやってきます
なんと彼の腕がバネのように螺旋状に変化
「これじゃぁ不便だぁ」と彼は言っていますが、それ以前の問題なのでは……
話を聞きつけてジェリーモンと、エピスモンが「曲がった」場所、砂浜へ向かうことにします
学会や、夏期講習で、キヨシロウと、瑠璃たちは不参加
到着した4人が見たのは、街中にねじれている物体
看板から、信号、猫や、犬から、人間の髪まで、あらゆる物が曲がっていました
タブレットを壊した件で、拗ねているガンマモンがある少女と出会います
少女の名はリン
彼女もネジれ事件の被害者で、ツインテールの先がグルグルしています
反抗中のガンマモンは、リンちゃんに付いていき、そのまま家にお泊りまでします
一晩明けると、なんとジェリーモンがネジれてしまいます
もとが軟体生物っぽいので、あまり危機感がありませんが、過去にネジれた物体は軒並みねじ切れています
このままではネジれた動物や、人までもが千切れてしまいます
朝9時のアニメではグロテスク過ぎる展開に、ヒロたちも危機感が迫ります
最終的には、素直に誤ったガンマモンが犯人のデジモンを止めるのですが
その犯人はカルマーラモン
『フロンティア』に登場するデジモンで、伝説の十闘士の力をもつハイブリット体
「伝説の十闘士ってなに?」という話になりますが
かつてルーチェモンと戦った10体の古代デジモン、というのが伝説の十闘士となります
具体的には、エンシェントグレイモン、エンシェントガルルモンのように、名前の頭に「エンシェント」がつくデジモンがそう
カルマーラモンはエンシェントマーメイモンの力を宿しています
設定をみると、正義感あふれるデジモンのように思いますが、『フロンティア』ではあら不思議
傲慢で、嫉妬深く、デジモン図鑑にもあるように魔女のような性格
なかなか邪悪な性格をしていますが、今回登場したカルマーラモンは可愛らしいほう
思い込みは激しいですが、意図的に人を害する意思はなく、わりと友好的です
最後は、カノーヴァイスモンに敗れて、素直にネジれた物をもとに戻しました
ヒロがジェリーモンの「ビビサンダー」を発動させていたりと、伏線回収はあまりありませんでしたが、新発見もあった40話でした
来週は、第41話 「道化師」
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